2017-11-30

北朝鮮のミサイル攻撃と共にテロや拉致の危険も高くなった


2017年11月29日、北朝鮮が事前通告なしに弾道ミサイルを発射している。

このミサイルは950キロ先の日本海に落下しているのだが、重要なのは最高高度4475キロメートルあったということだ。今までのものと違って、新型の弾道ミサイルであったと分析されている。

専門家の見方では、この新型の弾道ミサイルは「飛距離を最大限に延ばそうとすれば1万キロメートルを超える可能性がある」としている。

これによって北朝鮮のミサイルはアメリカ本土を射程に収め、首都ワシントンにも到達することになる。

これは国際的な経済制裁の中での発射である。北朝鮮は自制する意図がないことが明白だ。

これまでの経済制裁が核実験やミサイル発射の自制につながらないことも国際社会が知るところとなった。北朝鮮は、何が何でも核ミサイルを保有したいのだ。それが北朝鮮の一貫したメッセージだ。

そして今回のミサイル実験では、北朝鮮自らが「アメリカの首都を射程距離に収めた」と喜んでいるので、明確にアメリカに対抗したものであるのも間違いない。


「ちびのロケットマン」「病気の仔犬」


経済制裁は確かに北朝鮮を追い詰めている。

北朝鮮は制裁によって貿易相手を失い、貿易のための金融機関も失い、さらに今まで入ってきていた様々な物資も滞るようになっている。

2017年11月13日には北朝鮮の兵士が共同警備区域から脱走しているのだが、これも北朝鮮の内部で動揺が生まれていることの証であると捉えられている。

この脱走兵は北朝鮮ではエリートであったが、体内には数十匹の寄生虫が蠢いていたと韓国の執刀医は報告した。北朝鮮はエリートでさえもトウモロコシを食べてかろうじて生き延びており、体内は寄生虫だらけになっていた。

人民にはこれほどの貧困を強いて、指導者である金正恩はただひとり豚のように肥え太って、ミサイル開発に勤しんでいるのが北朝鮮の姿だ。

そして、国際社会を恫喝し続けて核実験やミサイル発射実験を繰り返していた北朝鮮は、いよいよアメリカの首都を射程距離に収め「ついに国家核戦力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業が実現した」と喜びの声を上げている。

この11月29日の北朝鮮のミサイル発射に怒り心頭に発しているのが、アメリカのドナルド・トランプ大統領である。

トランプ大統領は、ミズーリ州の演説の中で、金正恩を「ちびのロケットマン」「病気の仔犬」と罵り、「今日、北朝鮮に対する追加制裁を導入する。こうした状況に対応する」とツイッターで述べている。

追加制裁とは何か。

トランプ大統領は日本の安倍首相と中国の習近平国家主席にも電話会談を行っているのだが、ここでトランプ大統領は習近平国家主席に対して「石油の禁輸」を求めている。

石油が入らなくなれば、北朝鮮は身動きできなくなる。ミサイルを飛ばすどころか車さえ走らせることができないわけで、国家そのものが止まる。

そのため、北朝鮮が石油を手に入れられなくなると、自暴自棄になって軍事的に暴発する可能性は非常に高い。

北朝鮮問題では、中国もまた追い詰められている


中国がアメリカの「石油の禁輸」をなかなか飲まないのは、もし中国が本当に石油をストップしたら、恨んだ北朝鮮が中国に向けてミサイルを飛ばすシナリオも想定しなければならないからだ。

中国はきちんと機能するミサイル防衛システムを持っていない。北朝鮮が暴発してミサイルを北京に飛ばしても、それを阻止することができない。

一発でもミサイルが北京に飛んだら、その瞬間、習近平の立場は危うくなる。

中国にとって、北朝鮮はアメリカと直接対峙するのを避けるための便利な緩衝帯である。中国としては、北朝鮮がそのまま存続してくれた方がいい。北朝鮮は常に緩衝帯や鉄砲玉として便利に使える存在だからだ。

アメリカが石油の禁輸を求めても、習近平は「まだ対話の余地がある」と言って踏み切らないのは、別に北朝鮮の身を案じているからではない。自分たちの身を案じているのだ。

しかし、北朝鮮は中国のコントロールがまったく効かない状況になっている。

このまま北朝鮮を放置するのは、むしろ中国自身に危険が迫る状況にもなっており、いつまでも中国が北朝鮮を擁護できるわけではない。

そんな中で中国はアメリカから明白に「石油の禁輸」を突きつけられている。

アメリカに従うと北朝鮮が暴発する。逆にアメリカに従わなければ、アメリカ自身が北朝鮮の攻撃に踏み切る。

今、中国もまた追い詰められていると言っても過言ではない。中国はまだ覚悟ができていないが、北朝鮮問題はもはや待ったなしのところにまで近づいてしまった。

「ICBMは絶対に許さない。ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスを守るためなら、何でもする」とトランプ大統領は言っている。「何でもする」とは軍事攻撃を示唆しているのは言うまでもない。

北朝鮮への攻撃は一撃必殺であることが望ましい


北朝鮮は自国の崩壊を避けるために核開発とミサイル実験に突き進んでいるのだが、その性急で身勝手な行動は国際社会の孤立を招き、逆に国家の崩壊を早めている。

どのような結末を見るにしろ、北朝鮮はもう国家崩壊を免れない一線を超えたと考えられる。それも遠い話ではない。かなり近い間に動乱が起きてもおかしくない。

最も良いのは、北朝鮮国内で蜂起が起きて金正恩政権が自壊し、まともな国家が誕生することだ。独裁者である金正恩の始末を北朝鮮の人民がすれば、外部の人間は何も手を下さなくても問題は解決する。

ルーマニアの独裁者ニコラエ・チャウシェスクは、そうやって100発以上の弾丸を撃ち込まれて処刑にされた。独裁者に相応しい末路だった。

あるいは、国内の騒乱が起きて金正恩が他国に亡命するシナリオも望ましい。フィリピンの独裁者フェルディナンド・マルコスは国民の蜂起で国から逃げていった。

軍が反旗を翻して金正恩を失脚させる軍事クーデターもまた望ましい。最近ではジンバブエの独裁者ロバート・ムガベ大統領がそうやって辞任を強制させられた。

経済制裁をしても、内部からのクーデターや蜂起が見られないのであれば、外部から金正恩政権を崩壊させるより手がない。ドナルド・トランプ大統領が何でもすると言っている通り、アメリカは軍隊を動かして北朝鮮を破壊する。

北朝鮮はアメリカに勝てないので、開戦すれば最終的には国家崩壊する。危険なのは、もし開戦になったら場合によっては北朝鮮のミサイルが日本に飛んでくる可能性があることだ。

また、日本国内で北朝鮮の工作員どもによるテロが起こされる事態も想定される。

北朝鮮から漂流した漁船が大量に日本海に流れ着いているが、こうした船で工作員が日本に入り込んでいるのは事実である。北朝鮮本土からのミサイル攻撃だけでなく、テロや拉致の危険も極度に高まっている。

北朝鮮の事変は、敵視されている日本にとっては対岸の火事ではない。何もなければいいが、万一を考えて心の準備をしておいた方がパニックにならずに済む。

被害を出さないためには、北朝鮮への攻撃は一撃必殺であることが望ましい。また、日本国内の北朝鮮の工作員やそのシンパも即時処刑が望まれる。

ならず者のテロ支援国家から日本国民を守るため、それは必要な措置である。



北朝鮮の事変は、敵視されている日本にとっては対岸の火事ではない。何もなければいいが、万一を考えて心の準備をしておいた方がパニックにならずに済む。


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