2017-10-03

小池百合子の「希望の党」には希望などない。それが現実だ


「希望の党」が急激に立ち上がっている。この党は政治信条がまったく違う民進党の議員を取り込み、中心人物である小池百合子の話題性だけで盛り上がっている。

この一過性の熱風はとても危険だ。

この馬鹿騒ぎを見ていると、1990年代の新党ブームと細川内閣の誕生とその後の大混乱を思い出す人も多い。

今、多くの保守派が「希望の党」に警戒心を抱いているのは、デジャヴのように1990年代の政治的大混乱を思い起こさせるからでもある。

この当時の日本は、バブル崩壊によって経済的に大混乱の最中だったのだが、これが自民党の弱体化と政治的混乱を招く元凶であったのはよく知られている。

1989年に自民党は消費税3%を導入していた。さらに1990年には大蔵大臣(当時)の橋本龍太郎が総量規制を取り入れた。

これによって1990年に土地バブルと株式バブルが同時に崩壊し、それから1年2年3年経っても経済が回復しないことを知ると、日本は経済大国であるという自信をも崩壊させた。

凄まじいまでの経済失策によって自民党政権は国民から激しい怨嗟を一身に受けるようになり、やがて1993年に国民から与党の座を追放されて後の大混乱が始まった。


消費税を導入して吹き飛んだ自民党政権と大混乱


土井たか子のような北朝鮮の工作員がマスコミにちやほやされていたのもちょうどこの時期であったのは偶然ではない。

日本が混乱すると、中国・韓国・北朝鮮の工作員が世論を攪乱してより混乱を拡大させる。今も昔もそのやり方は変わっていない。

日本社会党が大躍進したときに、土井たか子は「山が動いた」と言ったが、日本が大混乱すると売国奴の山が大きく動く。それが1990年代の初頭に起きていた。

現在のマスコミはモリカケ問題を針小棒大に騒ぎ立てているのだが、この当時のマスコミはリクルート問題を執拗に粘着的に追及していた。

それと同時に、自民党最大の経済失策である消費税をも合わせて批判していたのだが、国民にとってはこの消費税の導入こそが自民党を見限る大きな理由だった。

この混乱によって自民党の統治能力が疑われるようになり、1993年にはいよいよ政治的素人だったはずの細川護煕がまわりに担がれて自民党を引きずり降ろすことになった。

自民党を下野させた細川内閣は、当初71%という驚異の支持率を誇っていた。細川内閣はその風に乗ってすぐに消費税3%を撤廃すればよかったのに、それができなかった。

なぜなら、理念や政策、政治手法についての考えがバラバラな政党を取り込んで成り立っていた内閣なので、すぐに意見は紛糾し、決まるものも決まらないままだったのだ。

何も決まらないことに業を煮やした細川護煕は「3年後に消費税を廃止する」と勝手に宣言したのだが、馬鹿げたことに「福祉目的の7%の国民福祉税を導入する」という文言が加わっていた。

これが大批判に晒され、立ちゆかなくなった細川内閣は瞬く間に空中分解し、電撃辞任に追いやられた。

その後、羽田孜が後を継いだが、この内閣もたった数ヶ月で崩壊し、その次に立ち上がったのがよりによって日本社会党の村山富市内閣であった。

非自民の政権が樹立すれば、消費増税が決定する?


村山富市も消費税の廃止は宣言しなかった。それどころか、将来の増税に承認すらしている。

結局、この村山内閣もまた寄せ集めの政党で成り立っていた政権であり、統治能力がないまま1995年には崩壊している。

選挙に勝つため「だけ」に頭数を揃え、風に乗って勝った野党が政権を取ると、その度に日本の政治は大混乱に見舞われている。最近では2009年から2012年も、民主党政権が樹立して日本に凄まじい被害をもたらしている。

被害と言えば、日本に巨大な被害をもたらした1995年の阪神・淡路大震災は村山内閣の時代であり、2011年の東日本大震災は民主党の菅直人内閣の時代だった。

よりによって無能力を絵に描いたような首相がトップの時に大震災が起きているので、震災被害は拡大する一方となり、日本経済にも深刻なダメージを与えていた。

そして、この無能な首相がトップの時に、消費税は引き上げ決定がなされている。消費税を5%にすると決めたのは村山富市であり、消費税を8%にすると決めたのが菅直人や野田佳彦である。

消費税に断固反対すると言っていたはずの日本社会党の人間がトップになったら消費税の増税が決まり、やはり消費税の引き上げは検討すらもしないとマニフェストで謳っていたはずの民主党の人間がトップになったら増税が決まる。

消費税が日本経済を破壊しており、日本がいつまで経っても経済回復しない元凶に消費税があるのは明白だ。(消費税10%になるのか。なぜ日本人は黙って受け入れるのか

それもそうだ。日本は「内需で成り立っている国」なのに、「消費したら罰金を与える」ための消費税が導入されたり増税されたりすると内需が減少するのは誰でも分かる。

そうであれば、消費税の廃止こそが日本の経済成長を回復させるというのは誰でも分かっていることである。それなのに、非自民の政権が樹立すれば、消費増税が決定する。

トロイの馬さながらに「希望の党」になだれ込む


この数十年の政治的な混乱は、一定のパターンがある。

「政治信条がまったく違う人間が選挙対策のためだけに合流して、中心人物の話題性だけで盛り上がって政権を取り、無能が露呈してより大混乱に落ちる」というパターンである。

日本に二大政党が定着しないのは、自由民主党以外に政権運営のノウハウと能力を持った政党がないからでもある。自民党が優れているのではなく、野党があまりにも無能なのだ。

では、「希望の党」はどうなのか。この党は今までの野党と違って何かしら希望が見出せるのか。

いや、誰がどう見ても「希望の党」が政権を取ったら日本がより混乱するというのは分かりきっている。

選挙のために寄せ集めた議員は、政治的信条が相反する人間が大量に紛れ込んでいる。今まで「私はリベラルだ」と言っていた議員が、手のひらを返して「私は保守だ」と言ってしらばくれている。

「希望の党」の構成議員の75%くらいは、このような節操のない元民進党の議員になると言われている。

2009年から2012年まで、日本を地獄に突き落とした民主党が民進党という名前でネームロンダリングをし、それでも国民を騙せないと悟った議員が、トロイの馬さながらに「希望の党」になだれ込んでいるのである。

税金を貪り尽くして肥え太るためだけに、主義主張もまったく違う政党に潜り込んで生き残ろうとする寄生虫のような議員が大量に潜む「希望の党」のどこに希望があるのか?

だから小池百合子の政治的信条がどうであれ、「希望の党」に希望を託せると思うのは、あまりにも無謀すぎる。選挙に勝つために主義主張も簡単に捨てるような議員は、いつでも自分の利益のために党を裏切るのは明白だ。

そんな人間どもが大量に集まった「希望の党」に、日本の未来を託して希望が持てると思う方がどうかしている。

また、小池百合子も東京都知事になったばかりなのに、何の仕事もしないで都知事の座を捨てるのであれば、ただの権力志向の利己主義者に過ぎない。

小池百合子の「希望の党」には希望などない。こんな政党が躍進しても、日本が混乱するだけだ。それが現実だ。



小池百合子も東京都知事になったばかりなのに、何の仕事もしないで都知事の座を捨てるのであれば、ただの権力志向の利己主義者に過ぎない。小池百合子の「希望の党」には希望などない。こんな政党が躍進しても、日本が混乱するだけだ。それが現実だ。


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