2017-10-01

資本主義で生きるための公式と、その公式を支える軸とは?



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別に資本主義を好きになる必要はない。

資本主義は「金が第一」を上品ぶった言い方をしただけのものであり、「金を持っている人間が偉い」という社会を増長させるものだからだ。

誰にでも優しい人、ユーモアのある人、包容力のある人、愛情豊かな人を評価するのではなく、ただ「金を持っている人」を評価する。それが資本主義の正体だ。

「金が第一」だから、他人を騙して金持ちになった犯罪者でも、性格がひねくれた守銭奴でも、親の財産を受け継いだ無能力な人間でも、金のためなら何でもする浅ましい人間でもまったく問題ない。

資本主義の世界では、金さえ持っていれば、どんな人間であっても尊敬される。

冷静に考えてみれば、これほど不条理で薄気味悪いことはない。しかし、そういう社会なのである。

人間は社会を成り立たせるために「金が第一」の資本主義を選び、それは現代の文明の中核(コア)な部分に組み込まれて覆すことができない。

だから、金を持っているだけの胡散臭い人間が、人間的に優れた人よりも上に立つのが当たり前の社会になっている。


私たちはその荒涼とした世界で生きるしかない


資本主義のすべてが悪いわけではないが、100%良いわけでもない。

「金こそすべて」「金が第一」「金を持っている人間が偉い」を増長させ、金を持っているだけで何もかも許されるような社会を作り出すのが資本主義の裏側の凶悪な側面だというのは知っておく必要がある。

この資本主義の「負の側面」が暴走していくと、社会はどうなるのか。

誰もが金を手に入れようとして激しい競争主義を生み出し、野心と闘争心のある人間がまわりを蹴落としていく。

そして、勝ち上がった人間が、競争に負けた人間を「貧困になったのは自己責任」と嘲笑し、金を持っていない人を「負け犬」と見下すようになる。

持っている者が資本にモノを言わせてますます強大になり、持たざる者からどんどん奪っていくようになる。これが弱肉強食の資本主義である。

資本主義はそれが純粋になればなるほど苛烈な経済格差を生み出し、社会を殺伐とさせる。すでにそうなっていると指摘する人も多いが、これが資本主義が行き着く結末である。

すでに弱肉強食の資本主義になっており、誰もが叩きのめされる危険な世界で私たちは生きており、死ぬまでそこから逃れることはできない。

私たちは、競争したくなくても競争を強いられている。

競争しているつもりがないのに「お前は低収入で貯金もないから負け犬だ」「お前は稼ぐ力が弱いから弱者だ」「お前が貧困に落ちるのは自己責任だ」と言われるようになっている。

資本主義に興味がなくても資本主義に無理やり放り込まれ、戦わされ、競争させられ、消耗させられているのである。理不尽だが、これが現実だ。

金を巡る競争に無理やり参加させられ、それを拒絶すれば最底辺に突き落とされて生活もできなくなるような狂った世界で生きなければならない私たちは、いったいどうすればいいのだろうか。


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