2017-08-23

普通の人から金を毟り取る「弱肉強食の資本主義」で生き残れ


少し報告が遅れましたが、マネーボイスに私の書き下ろしの文章『資本主義ゲーム必勝法、あるいは「リボ払い」に感謝する貧乏人の罪=鈴木傾城』が掲載されております。関心のある方はどうぞお読みになって下さい。

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基本的にマネーボイスで掲載されている記事は、『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』から抜粋されている記事です。

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資本主義の資本とは要するに「マネー」のこと


ところで……。

現在の社会は、全世界で貧困と格差が広がっているのを見ても分かる通り、壮絶な弱肉強食の資本主義となっています。何も考えないまま生きていると、後ろから突き落とされてどん底に転がり落とされるような世界です。

こんな世界で生きるのは何が必要なのでしょうか。言うまでもなく、金融リテラシーです。

資本主義の資本とは要するに「マネー」のことです。

人間は、愛や友情や慈愛を求めて止まないのですが、にも関わらず人間は「情愛主義」を選択せずに「資本主義」を選択しました。社会で最も重要なものを、愛ではなくマネーであると定義したのです。

そのため、「金こそすべて」だとか「金で何でも買える」とうそぶく薄気味悪い人間が跋扈し、愛すらも金で買えるようになり、人間を計るモノサシは「いくら稼げるか、いくら金を持っているか」に集約されるようになっています。

結婚を考える女性たちが「婚活サイト」と呼ばれるサイトで男のスペックを見るとき、男がいかに優しいか、いかに愛情豊かであるかよりも、どれくらい稼いでいるか、どれくらい金があるかを最優先事項にするのを見ても分かります。

「優しい人が好き」の前に、「いくら稼いでいるのか」のかでふるいをかけるわけです。なぜでしょうか。もちろん、資本主義だからです。

先立つものは金であり、今の社会、金がなければどんなに優しくても生活できないのだから、誰もが資本主義に毒されていくのはある意味当然の結果であるとも言えます。

では、これだけ「カネ、カネ、カネ」の世の中となり、誰もがマネーの重要性を知っているのだから、さぞかし誰もが金融リテラシーを手にしているのかといえば、まったくそんなことはないのが現実です。

資本主義の世の中だと言っても、100人中100人が金融の仕組みや資本主義や事業経営や社会構造に関心を持っているわけではないからです。

普通の人から金を毟り取る弱肉強食の資本主義


資本主義に関心がなく、ただ料理をすることや、園芸をすることや、山登りすることや、旅することや、子供と遊ぶことが好きな人はたくさんいます。

人の人生や関心は様々です。「金こそすべて」と言われても、そんなものに関心も興味もない人たちがいて当然であり、そういった「普通の人たち」の人生を否定する権利は誰もありません。

普通の人たちが静かに暮らせる社会が良い社会であると私はずっと考えています。

「金こそすべて」と叫んであこぎに金を稼いで貧しい人たちを見下す人間たちよりも、自分の収入の範囲で静かに幸せに暮らしている人たちの方と一緒にいたいというのが私の偽らざる気持ちです。

しかし、今の社会はグローバル化が進むにつれて普通の人から金を毟り取る弱肉強食の資本主義となっており、その結果として貧困と格差が蔓延する社会構造と変質しています。

グローバル化していく社会の中で、企業は凄まじいばかりの競争相手に囲まれ、競争に打ち勝つために経営の合理化と利益の極大化が求められています。

苛烈な競争は製品の値下げ圧力につながり、薄利で生き残るためにはコストを極限まで下げる必要が出てきています。コストを下げるためには人件費の削減が最も効果的なので、企業はどんどん人件費を削り取るのが当たり前になりました。

恒常的なリストラ、削られていく賃金、減っていく雇用は、弱肉強食の資本主義の中では避けられないものとなってしまったわけです。

その上、企業は利益を増大させるために、消費者から毟り取るようなビジネスを考え出しては、次々とワナにかけてきています。雇用は不安定になり、収入は減り、消費したらカモにされる社会が到来しました。

さらに企業は雇用しない方向に向かっているのだから、当然のことながら低賃金、無収入の人たちが増えていきます。

それが生活保護等の社会保障費の増大につながり、今度は国家財政が苦しくなって、年金を削減したり、増税したりして、普通の人を苦しめるようになっています。

「生き延びるための金融リテラシー」が必要だ


現代の資本主義が「非常に危険極まりないものになった」というのを肌で実感している人たちもいるはずです。これだけ生活が苦しくなり、企業から搾取され、国から見捨てられて、何も感じない人がいたら、それこそ危険です。

だから、すべての人に「生き延びるための金融リテラシー」が必要になっていると言えます。私の視点もここにあります。

いったい、今の社会はどのような仕組みで成り立っているのか。誰が自分たちを食い物にしているのか。どうやってこの邪悪な世界を生き残ればいいのか……。

『ダークネス・メルマガ編』のテーマがここにあります。

社会が私たちから奪い取ろうとしているのであれば、私たちはこの社会から奪い返す必要があります。社会が私たちをワナにかけようとしているのであれば、私たちはワナを回避する必要があります。

すでに超格差社会が定着しており、「富める者はますます富み、貧しい者は持っているものまで奪われる」社会は覆すことができないまでに進んでいます。

なぜ、「富める者はますます富み、貧しい者は持っているものまで奪われるのか」を解析すると、逆に奪われない生き方とはどんなものなのかが見えてくるわけです。

富裕層が使っている「ますます富む」ためのテクニックは別に違法な方法で成し遂げているわけではないので、そのテクニックをそっくりそのまま取り入れれば、現代の資本主義の中で生き残ることが可能になります。

何も考えないで生きていると後ろから奈落の底に突き落とされますが、逆に言えば金融リテラシーを得て合理的に生きていると突き落とされずに済むということになります。

私たちを踏みにじる危険な社会で生き残るには、危険な存在の性質を知るだけでなく、逆に利用するのが最も良い生き方であると言えます。

そのためにはどうするのか。『ダークネス・メルマガ編』でそれを暴き続けるつもりです。一緒に、現代の弱肉強食の資本主義の正体を探り、生き残りましょう。


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