2017-07-02

なぜ森で静かに暮らしていた人が2.4億円を持っていたのか?


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身ぐるみ剥がれた日本人は「海外リタイア生活」の最期に何を見たのか?=鈴木傾城
http://www.mag2.com/p/money/250304


世の中は資本主義なのだが、だからと言って誰もが金の亡者のようになる必要はない。

確かに金は必要だ。しかし、奴隷のように働き続ける必要もないし、他人を騙したり、脅したり、引っかけたりして生きる必要もまったくない。

資本主義の中では大量に金を集めることができる事業家が注目されるが、誰もが事業家になる必要もない。そもそも、事業家になれば金持ちになれるという保障もない。

私たちは成功した事業家を山ほど知っている。彼らが凄まじいまでの資産を蓄えていることも知っている。そのため、事業家を目指せば誰もが金持ちになれるような幻想を持つ。

しかし、それは事実ではない。


事業家になれば絶対に金持ちになれるわけではない


事業家になるためにはまずは起業する必要がある。では、起業した人はどれくらいの確率で成功をつかめるのか。

中小企業白書(2006年)では個人事業で創業した場合、約40%が1年未満に行き詰まり、5年後には75%が行き詰まり、10年後には90%が行き詰まると述べている。

このデータはやや古いデータなのだが、現在は状況が明るくなったのかと言えばまったくそうではない。それは2017年の中小企業白書を見れば分かる。

「中小企業の数が39万社減少し、小規模事業者の廃業が過去10年で見ても最高レベルにある」というのが今の状況である。

クラウドファンディングや起業家支援の場は広がっているのだが、だからと言って成功しやすくなったのではなく、成功は相変わらずイバラの道だ。

成功して華々しく活躍する事業家の陰には、事業に失敗して底辺に転がり落ちた事業家も夥しく存在している。彼らは失敗したと声を上げない。だから、事業家はみんな成功しているように見えているだけだ。

経営とは、自分の人生のすべてを犠牲にしなければならないくらいの覚悟と下積みの苦しさと資金繰りの地獄をくぐり抜けなければならない。修羅場と言っても過言ではない。

その修羅場をくぐり抜けられるのかどうかは、創業者の気力や思い入れだけではどうしようもなく、時代の流れ、協力者の有無、運と言ったものも大きく左右する。

つまり起業というのは、だいたいは人生を賭けたバクチみたいなものなのである。目指してもいいが、自分に経営者としての技量と運がなければあっと言う間に行き詰まる。

しかし、自分に経営のセンスがなくても、死に物狂いで生きなくてもいい。勝ち馬に賭けて、自分は何もしないで「実だけを取る」という生き方もある。

たとえば、2017年6月3日のシカゴ・トリビューン紙に紹介されたラス・グレメル氏という人はそうだったかもしれない。

この人は98歳になって、野鳥保護などを行う団体に2億4000万円を寄付したのだが、彼は45歳でアーリーリタイアしてシカゴで静かに暮らしていた人物だった。彼は何をしたのか。別に何もしていない。

ただ1つのことだけを除いて……。



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