2017-04-29

医学がどんなに発展しても健康になれない5つの理由とは?


不思議に思わないだろうか? これだけ医学が発達し、これだけ多くの薬が提供され、これだけ健康に関する情報が行き渡っているのに、私たちはいまだに病気から逃れられないし、健康を保つこともできない。

医学は相変わらず進歩しており、新しい薬が毎年山のように開発されており、病気のメカニズムも解明されていくようになっている。

人間の老いを防ぐアンチエイジングの医療も発達し、老いても若く見える人が増えた。それなのに、なぜ人は次々と健康を害していくのか。

それは、医学の進歩以上に、食品を巡る環境のほうが劇的に悪化しており、悪影響のほうが勝るからである。

科学が進歩すればするほど逆に食を巡る環境が悪化するという皮肉な自体も生まれている。

たとえば、小麦の品種改良もそうした食品汚染のひとつとして認知されるようになってきている。(問題なかったはずの小麦でさえも、危険なものになった理由

莫大な人口を支えるためには大量生産できる食品が必要になってくる。しかし、その大量生産のために、遺伝子組み換え食品、危険な品種改良、大量の添加物まみれの食品が出回るようになっているのだ。

それが健康を破壊する元凶になっている。


(1)体内で化学薬品がカクテルのように混ざる


食品は、もうすでにただの「食べ物」ではなくなってしまっている。

「食べ物」ではなく、「添加物のかたまり」と言うに相応しい醜悪なものになってしまっているのだ。

野菜でも果物でも、それが収穫されるまでに莫大な農薬が散布されて、植物はそれを浴びて育っていく。当然、収穫された食物にも化学薬品が残留している。

作物の表面が化学物質にまみれているだけではなく、その内部も農薬を吸って汚染されてしまっている。

それだけではない。収穫された食品を腐らせずに流通させるため、運ばれる段階でも食物に農薬が散布される。

収穫(ハーベスト)のあとに散布される農薬なので、これは「ポストハーベスト」と呼ばれている。

加工食品になると、ここに防腐剤や添加物が混ぜられ、さらに食品がおいしく見えるように着色料も使用される。

最終的に、ひとつの食品にはありったけの農薬・防腐剤・添加物・着色料が投入されるということになる。

そして、人はこういった食品を1回の食事で数種類から数十種類を同時に食べる。どんな健康的な食品に見えても、その成分をよく見ると多くの添加物が紛れ込んでおり、もはやこうしたものを避けることができない。

その結果、体内では取り込まれた化学薬品がカクテルのように混ざり、これが深刻なアレルギーや、原因不明の病気や、中毒症状や、慢性的な病気を引き起こす。

「しっかり食べないと健康になれない」というのは過去の話だ。現代は「食べれば病気になる」のである。

(2)ジャンクフードまみれで一気に病気になる


グローバル経済の中では、食べ物すら効率とコストの対象になっているので、ジャンクフードが現代人の主食となっている。ジャンクフードとは高カロリーで脂肪と塩分と添加物がたっぷり含まれている食品を指す。

たとえば、ピザやハンバーガーやスナックフードなどはジャンクフードの典型である。高カロリーなのに大切な食物繊維やミネラルがほとんど含まれていない。

マクドナルドやケンタッキーやピザハットのようなジャンクフードは手軽で、いつでもどこでも同じ味を素早く食べることができる。

欧米ではこのようなジャンクフードしか食べたことのない子供が増えて問題になっている。

こうしたジャンクフードのどこが問題なのかというと、言うまでもなくその食品の「質」である。

企業は客の健康のために食べ物を売っているのではなく、儲けるために食べ物を売っている。

儲けるためには、とにかく安全は度外視された安いクズ肉を使う。腐らないように防腐剤がたっぷりまぶされる。

客を中毒にするために、脂肪分、塩分、糖分、油脂が大量に使われる。味覚が研究された結果、人間を中毒にするのは油脂だと分かっている。

だから、とにかく油脂を使って、そこに大量の塩分と糖分を放り込んで、人間の舌を痺れさせて麻薬のようにジャンクフードを求めさせるのである。

栄養は極端に偏っており、しかも糖分・塩分・油脂の大量摂取で子供たちもが糖尿病になっていく。大人も同じだ。

インシュリン非依存型糖尿病にかかる人たちは世界中で増えているが、これは明らかにジャンクフードのせいだ。

腎臓や肝臓、心臓の病気が爆発的に増え、脳卒中、失明、手足の切断を余儀なくされる人も多い。さらに、ジャンクフードによって、キレやすくなり、知能指数の低下さえも確認されている。

(3)遺伝子組み換え食品で質まで変わった


問題を深刻化させているのは、遺伝子組み換え食品だ。遺伝子組み換え食品がどのように人間に悪いのかは、もう何度も繰り返して指摘されている。

大きな問題は、それは人体にどのような影響を及ぼすのか厳格なテストがなされていないということだ。

だから、新しく「勝手に注入された遺伝子」が、今後人間の身体にどのように影響を与えるのか分かっていないのである。今まで安全だった食品でも、遺伝子が変わることで安全が担保されなくなる。

それを、なし崩しに私たちは食べさせられている。

組み込まれた遺伝子は人体に有害なタンパク質を生産する可能性も指摘されている。あるいは、アレルギー反応を起こす可能性も指摘されている。

人間の身体の全細胞はタンパク質で作られている。遺伝子が改変されたタンパク質が入ったとき、それが有害なものだったという可能性はゼロではない。

さらに、無害だった遺伝子が何らかの微生物を変化させて、それが人間に悪影響を与える危険性も指摘されている。

人間の体内にも多くの微生物が住んでおり、こういった微生物が遺伝子組み換え食品によって性質が変化してしまう。

そうすると、既存毒性が増大する可能性や、休眠していた遺伝子が活動する可能性があることを科学者は指摘している。

つまり、遺伝子組み換え作物によって、原因不明の疾患が表面化する可能性がある。トウモロコシや大豆を見て、昔と同じように見えても、すでに遺伝子レベルから違うものになってしまっている。

わけのわからないものを食べて、健康でいられると思うほうがどうかしている。

(4)食品汚染・水汚染であなたは長生きできない


人間は食べ物と同時に水も摂取しているが、食べ物を作る過程で莫大な農薬が散布され、それが土壌に染み、さらに雨によって流されて、川に合流する。

さらに、ここに生活排水と産業廃棄物が混じっていき、飲料水の質を悪化させる。

殺虫剤、除草剤、各種化学物質、バクテリア、病原菌、塩素、石油、合成洗剤、重金属が川の水に混じるのである。

水道の水は濾過されているが、そこに塩素が混ぜられていく。水道の水を飲めるのは日本を含む一部の国だけだ。基本的に、もう水道の水は人間の飲むものではなくなっている。

日本の水道水でも、塩素・鉛・トリハロメタン等の有害物質が含まれていることが確認されている。しかし、調理されるものは水道の水を使わざるを得ない。

トリハロメタンには発癌物質が含まれていることはよく知られている。

食べ物の中に含まれた莫大な残留農薬・添加物・化学薬品で癌になる確率が高くなっているというのに、水を取ってもまた発癌物質が身体に入っていくのである。

人間は水を飲まないで生きていくことは不可能だ。その水が汚染されたとき、人間の身体もまた汚染されていくというのは避けられない事態なのである。

こうした環境から防衛するために、最近は多くの人が飲み水をペットボトルの水に置き換えて飲むようになっているのだが、それは経済負担を増す動きであり、貧困層は汚染された水を飲めという話になる。

こうして水を飲むという生命に欠かせない行為でも、うかうかしていると大量の危険物を取り込んで癌を発病させる元になってしまうのである。

(5)抗生物質が効かなくなる


こういった人間がぶちまける有害物質で細菌やウイルスもまた変異していることはよく知られている。

強い農薬に打ち勝つ雑草や昆虫が出現するようになって、遺伝子組み換え作物のメリットは急速に失われている。

それと同時に微生物や細菌までもが悪化する環境に適応して生き残り、今までの抗生物質が効かなくなってきたり、すべての抗生物質に耐性を持つようになってきている。

「多剤耐性細菌」と呼ばれるものだ。

今後はこういった抗生物質が効かなくなる細菌やウイルスが爆発的に増えていくことになる。

これが意味するのは、今まで治ったはずの病気もまた治らなくなってしまうということである。たとえば、現在は細菌では抗生物質が効かない致命的な淋病、いわゆる「スーパー淋菌」が出現して医療関係者に衝撃を与えている。

淋病も梅毒も抗生物質に対して抵抗力を持つようになり、どんどん凶悪化していく。

最近では中耳炎も治らない子供が増え、さらに大腸菌で死ぬ新生児もいる。母親が耐性菌を持っていると子供にうつり、子供に抗生物質を投与しても効かずに亡くなってしまう。

「さまざまな抗生物質に耐性を持つ恐るべき細菌が、やがてすべての抗生物質を無効にしてしまう日が来る」

細菌を研究する医学者が、このように予言している。

もし、すべての抗生物質に対抗できる最凶の耐性菌が爆発的にアウトブレイクしてしまったら、人類は長寿や健康を享受するどころか、黒死病が流行した中世の暗黒時代に逆戻りする可能性もある。

もう長生きできない確率のほうが高い


私たちの社会は、自然環境の激変や、人間社会の暴力や、グローバル経済の矛盾や、テロや内戦や戦争といった、さまざまな危機的な状況に追い込まれている。

しかし、それと同時に私たちが普段口にする何気ない食べ物そのものも、昔とはまったく違う環境になっていて、それが私たちに襲いかかってきている。

人間の寿命はどんどん伸びていくと楽観視している人が多い。同時に、今まで治らなかった病気も治っていくと考えている人もいる。

私たちは、現代の先進国に老いても活動的な人たちが溢れていて、彼らが活き活きとしているのを見ている。そういった高齢層を見ると、自然と若い自分たちも80歳や90歳まで生きられると無意識に思う。

それは大きな錯覚である可能性がある。

多くの添加物がさらに食品に混ざり込み、ジャンクフードがもっと食べられるようになり、遺伝子組み換え食品しか選択肢が消え、水も汚染され、抗生物質が効かなくなる悪夢の世界が臨界点を超えたとき、社会は急激に悪化していく可能性もある。

これからも、私たちが健康を維持できる保障はどこにもない。

私たちは、子供の頃からジャンクフードに囲まれていた。農薬・添加物・化学薬品にまみれた食べ物を食べ続け、汚染された飲料水を飲み、環境ホルモンで撹乱されてきた。

どんなに医学が発達しても、健康を害する食環境の方も深化している。ここに、私たちがいつまで経っても健康になれない問題点が潜んでいる。

食環境の悪化が医学の発展をしのぐようになったとき、健康を害するだけでなく、寿命の伸びさえも止まってしまうことになるはずだ。



食環境の悪化が医学の発展をしのぐようになったとき、健康を害するだけでなく、寿命の伸びさえも止まってしまうことになるはずだ。


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