2017-04-23

単純にして明快、合理的にして人間心理に合致した保有とは?


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どんなに有望な企業であっても、長期に渡って株式を保有するタイプの人間は、好きでない企業の株式を買うというのは馬鹿げている。好きでない業種に賭けるのも間違っているかもしれない。

好きでないのに持ち続ける気力が続くわけがないし、好きでないのに配当再投資をしたいという気持ちになるわけでもない。

もちろん、短期売買なら何でもいい。経営者に問題ある企業であっても、倒産寸前であっても、莫大な負債があっても、まったく何の問題もない。

相場の動きで利ざやを取って使い捨てにするのだから、その会社が何者であっても、たとえ自分が嫌悪する企業であっても一時的だと割り切って手元に置いておくことができる。

売り飛ばす前提で持っているのだから、愛着もなければ思い入れもない。むしろ、下手に思い入れなど持たない方がいいとさえも言える。

しかし、長期に渡って株式を保有する場合、その株式は自分の人生の大半を一緒に過ごすことになる可能性が高いので、自分がどうしても好きになれない企業の株式を保有していると、心理的に大きなストレスになる。


長く保有するための基本とはいったい何か?


金のためなら好きでもない企業であっても構わない、という人もいる。金のためなら何でも我慢する、という人もいる。金儲けに感情を持ち込むべきではないという人もいる。

金のために、好きでもなく、愛着もなく、関心もなく、興味もないものと一緒にいて何とも思わない人もいるので、それはそれでも構わない。

しかし普通に考えると、好きでもないものを所有して暮らすよりも、自分が好きなもの、深い愛着が持てるもの、いつでも関心が向くもの、興味津々なものを所有して暮らした方が精神的に良いのは間違いない。

人間の自然な心理として「自分が愛せるもの」を側において暮らしたいと思うのは当たり前のことだ。それは、人でも物でも株式でも基本的には何も変わらない。愛するものに触れることが人間の喜びであり、基本でもある。

だから私が長期で保有する株式も、すべて私の思い入れがあるものばかりである。

思い入れがない株式は長く保有するということができない。その企業が継続して生き残るとしても、それを売却してしまうのは、やはり思い入れがないからであると言うしかない。

もちろん思い入れがある企業のビジネスモデルが廃れ、企業として成り立たないのであれば、売却を余儀なくされることもあるかもしれない。その時は仕方がなく売るのであって、喜んで売るわけではない。

私は基本的に株数を増やすために所有するので、売却するための所有はもうほとんどしなくなっている。そのためにも、自分が愛する企業の株式をじっと抱き締めていたいと「当たり前」のことを考えている。

この当たり前をきちんと押さえておかないから、相場が上がった下がった、決算が悪かった、戦争がくる、不景気が来る、金利が上がる、資本主義が終わる……と何かあれば動揺して重要な株式を売り飛ばす羽目になってしまうのである。

優良企業でも私が保有したいとも思わない株式は山ほどある。たとえば、それは何か。



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