2017-04-09

タバコ企業は世間に叩かれても何とも思わない投資家の牙城


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真夜中の女たちが、客を待ちながら路上でタバコを吸う姿は、今でも途上国に行くと普通に見ることができる。私はそんな女たちを愛してきたので、タバコを吸う女性に対してはまったく抵抗がない。好きだ。

彼女たちはそれほど金を持っているわけではないので、タバコを吸うと言っても1日数本程度であり、1箱を消費するのにだいたい1週間はかかる計算になる。

もちろん、女性によってもっと早く消費する人もいれば、1ヶ月以上も持つ人もいるので個別に見ると1箱1週間とは決められない。しかし、だいたいそれくらいが平均だったとしても不思議ではない。

タバコの価格は国によってまったく違うのだが、タイではフィリップモリスのマールボロはだいたい1箱120バーツで買える。120バーツというと現在は385円くらいだ。

1週間1箱で月4箱の計算でいくと、彼女たちはタバコに1540円ほどを払っている計算になる。年では1万8480円。彼女たちが仮に40年タバコを吸い続けるとなると、73万9200円を使ってタバコの葉を灰にする計算だ。

彼女たちは結構な額をタバコに費やしている。


世間から嫌われ、叩かれ、評価されることはない


もし、彼女たちがタバコを吸い始めたと共に、100万円でフィリップモリスの株式を買って、それを4%で配当再投資したとする。

そうすると、もし株価がまったく上がらない状態で、かつ配当も増配しないという不利な条件で計算しても、15年で73万1676円になっている計算だ。

実際には税金がかかったり、株価が上がって配当率が4%以下になる可能性もあるので厳密な計算は不可能だが、大雑把に言うとそういうことになる。

何が言いたいかというと、20代からタバコを吸い始めて60代まで延々とタバコ代を消費していたとしても、100万円をタバコ会社に投資していれば40年分のタバコ代くらいは15年で取り返せるということである。

仮に、もしタバコを吸わない人が100万円をタバコ会社に投資すれば、15年で73万1676円分の株式が残るので資産が増えるばかりということになる。

タバコ会社はハイテク産業のように巨大な設備投資をする必要はない。しかも過度な宣伝も必要もない。画期的な新製品を出す必要もない。10年1日のごとく同じタバコを作り続けていればいいので楽なビジネスだ。

天才的な経営者が必要なわけでもなく目立つ必要もない。タバコ会社は世間から嫌われているので、目立てば叩かれる。逆に目立たない方がいい。凡庸な経営者が前任者と同じように経営していればいい。

目立たずに、腰を低くして、黙って同じ仕事をしていれば、湯水のごとく金が転がり込んでくるのがタバコ産業だ。

だから、タバコ会社の経営者の仕事は、儲かった金のほとんどを株主にばらまくか、数年ごとに適当な他業種を買収するか、その両方をしているだけで生きていける。

だから私はタバコを愛する女たちを愛すると同時に、タバコ企業の株式も愛している。私自身はタバコは吸わないが、他の誰よりもタバコにどっぷりだ。

ただし、覚悟しなければならないことがある。タバコ産業は世間から嫌われ、叩かれ、評価されることは絶対にない。嫌われる覚悟がいる。



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