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2016-12-05

この10項目に当てはまる人は、次の時代に淘汰されてしまう


次の技術革新は、人工知能やロボットにあるのは明白だ。特に人工知能(AI)はインターネットのビッグデータを解析しながらありとあらゆる事象を学ぶようになっており、急激に台頭しつつある。

すでに、ルールのあるゲームの世界では、人工知能が人間の知性を打ち負かすのは当たり前のようになった。

今後、この人工知能はさらに緻密なアルゴリズムを手に入れて、ルールのない世界でも活用されるようになっていく。そうなることはすでに確実になっている。

その結果、何が起きるのか。

今、人間がやっている仕事の多くを人工知能が代替するようになっていくのだ。

人工知能の技術革新と同時並行で起きているのはロボット化の技術革新だが、この2つが結びつくと次の時代は間違いなく人間から多くの仕事を奪っていく。

欧米では、すでに人工知能がカスタマーサポートや定型的な新聞記事の作成に携わっており、知的な分野でも人々の仕事を奪うようになっている。

今後は、小売店販売員、レジ、会計士、一般事務、セールスマン、一般秘書、積み降ろし等の作業員、コールセンターの案内、ビル管理人……とありとあらゆる職業が人工知能とロボットに奪われていく。


そんな人間になるように、仕立て上げられてきた


人工知能やロボットの時代になっても、これらは「自発的に考える」ということができないので仕事を完全にこなせるわけではないという意見もある。

しかし、この「自発的に考える」という部分がくせ者だ。

よく考えて欲しい。企業はこれまでコスト削減のために、どんな努力をしてきたのか。従業員を、上司の命令をそつなくこなす「歯車のように動く人間」にしてきたのではなかったのか。

なぜ企業が従業員を「歯車化」していたのか。いったん仕事をルーチン化するところまで持っていけると、従業員が入れ替わっても仕事が止まらないからである。

さらに考えなければならない。従業員を入れ替えても仕事が止まらないというところまで仕事をルーチン化できると、次に企業は何を行うのか。

企業は従業員を「より安く雇える人間」にどんどん変えていくのである。

正社員が非正規雇用に入れ替わる流れというのは、「仕事を単純作業にまでブレイクダウンし、その上でコストの高い従業員をコストの安い従業員に入れ替える」という仕組みで成り立っていたのである。

企業は利益を生み出すために、ひたすらコスト削減に邁進していく。だから、「正社員を非正規雇用に代える」「従業員を安い賃金で働く外国人に代える」という流れに向かって走っていたのだ。

従業員を安い賃金で働く外国人に代えるためには、企業が自ら製造拠点を海外に持っていくか、もしくは自国で外国人を雇うかの2つの方法があった。これをグローバル化という。

グローバル化とは「従業員の賃金を下げる」というコスト削減のために行われているのであり、別に多文化共生みたいなもののために行われているのではない。

従業員の賃金をどんどん下げるための仕組みとは?


ところが、最近はコスト削減のために行われていたグローバル化が各国で大きな反撥を生み出すものになった。

グローバル化が「自分たちの賃金をどんどん下げていく」という仕組みを企業に雇われている人々がやっと実感として理解できるようになっていったからだ。

自分たちの給料を下げられて黙っている人はどこにもいない。だから、欧米では反移民・反難民の勢力がどんどん支持されるようになり、イギリスではEU脱退という誰も想像しない国民投票の結果が出た。

さらにアメリカでは保護主義を主張するドナルド・トランプ大統領候補が大番狂わせで次期大統領になるという結果を生み出したのである。

この弱肉強食の資本主義を支配しているのは巨大企業だ。巨大企業の体制は強固であり、その支配はこれからも続くので、グローバル化は紆余曲折があっても止まらない動きである。

しかし、現在は予想外に大きな反撥がグローバル化を停滞させている。

そうであれば、企業がコスト削減のために人工知能やロボットの活用をより急ぐと考えて間違いない。

外国人を使ってコスト削減するという方策が停滞するのであれば、人工知能やロボットを使ってコスト削減するという方向に向かうのである。

それはうまくいくのだろうか。多くの企業は従業員を人工知能やロボットに置き換えるのはうまくいくと考えている。

企業は今まで「仕事を単純作業にまでブレイクダウンし、その上でコストの高い従業員をコストの安い従業員に入れ替える」という仕組みの中でコスト削減を行っていた。

では具体的に「仕事を単純作業にまでブレイクダウンする」というのは、どのように対処していたのか。それが「マニュアル化」である。

企業は、仕事を単純作業に落とし込み、従業員をマニュアル通りに動かすことによって、非正規雇用者でもアルバイトでもパートでも成り立つように現場を改善してきたのだ。

マニュアル通りに動く……。これこそ、人工知能やロボットが最も得意とする分野であることに気付かなければならない。

次の時代に生き残れる仕事に就いているだろうか?


自分がマニュアル化された仕事に就いているのかどうかは、次の10項目を見れば分かる。

(1)自発的な行動をしないでも仕事が回る。
(2)自分では何も考えなくても仕事が回る。
(3)自分の意見をあえて持たなくても仕事が回る。
(4)何も言わなくても仕事が回る。
(5)新しいことは提案しなくても仕事が回る。
(6)新しいことをしなくても仕事が回る。
(7)指示書があってそれに従うだけで仕事が回る。
(8)上司に従うだけで仕事が回る。
(9)まわりと同じ行動をするだけで仕事が回る。
(10)自分が責任者にならなくても仕事が回る。

自分のやっている仕事がマニュアル化されているということは、つまり企業は自分の代わりをいくらでも用意できるということを意味する。

つまり、その仕事は低賃金で働いてくれる外国人に任せることもできるし、人工知能やロボットに任せることもできるということになる。

この10項目に当てはまる仕事をしている人は、次の時代に淘汰されてしまうことが約束されていると言っても過言ではない。企業はいくらでも「代わりの歯車」を見つけてくる。

コスト削減になるというのであれば、その歯車は人間でなくてもいい。いや、むしろ人間ではない方がいいと考えるのが企業の論理である。

人工知能やロボットは、凄まじいスピードで仕事をして、疲れ知らずで、24時間365日働かせても文句は言わない。人間を雇うよりはずっとコストパフォーマンスに優れている。

だから、それが実用的になるというのであれば、マニュアル的な仕事はどんどん人工知能やロボットに置き換えられて人間の方がリストラされていくだろう。

多くの仕事が消えるので、失業者と低賃金化によって極限的な貧困に見舞われる人が続出するはずだ。

逆に言えば、淘汰されないためには自分の仕事がマニュアル化できないか、できにくい仕事に就かなければならないということだ。

あなたは次の時代に生き残れる仕事に就いているだろうか。



人工知能やロボットは、凄まじいスピードで仕事をして、疲れ知らずで、24時間365日働かせても文句は言わない。人間を雇うよりはずっとコストパフォーマンスに優れている。


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