2016-10-02

良く知らないものに全財産を預ける奇妙な人間とは誰なのか


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もし私たちが誰かに自分の持っている現金を一時的に預けなければならなくなったとき、よく知っていて信頼できる人に預けようと誰もが思う。

「まったく知らない人だが、外見が魅力的な人なので思い切ってあの人に現金を預けよう」と思う人はいるだろうか。恐らく皆無のはずだ。

「よく知らない外国から来た人だが、何となく気に入ったのであの人に現金を預けてみよう」と思う人もいないはずだ。

その理由は簡単だ。よく知らない人に現金を預けたらそのまま持ち逃げされるかもしれないし、勝手に使われるかもしれないからである。そうでないかもしれないが、それが分からないのである。

人ではなく、銀行にお金を預けるときも同様だ。

たとえば、あなたが多額の現金を持っていたとして、今すぐ「みずほ銀行」か「プルマタ銀行」かのどちらに現金を預けなければならないとしたら、どちらを選ぶだろうか?

日本人の99%は「プルマタ銀行」など聞いたことも見たこともないので、躊躇なく「みずほ銀行」に金を預けるだろう。見も知らぬ銀行に全財産を預けたら「本当に大丈夫なのか?」と夜も眠れなくなるはずだ。


人は「最も知っている」存在に金を預けて安心する


日本人は「みずほ銀行」が日本を代表する巨大な銀行であり、信頼できるメガバンクであることを知っている。だから、「みずほ銀行」に自分の預金を預けようという気になっても当然である。

逆に言えば、バリ島に住むインドネシア人の99%は自分の大切な預金を預けるのなら「プルマタ銀行」にしようと考えるはずだ。

プルマタ銀行はバリ島に拠点を置く大手商業銀行であり、イギリスの由緒あるスタンダード・チャータード銀行と提携している信頼ある銀行だからだ。かつてこの銀行は「バリ銀行」と言った。

バリ島に住む人たちは「みずほ銀行」など見たことも聞いたこともない。だから「そんな訳の分からない銀行に現金を預けられるか」という話になる。

日本人とインドネシア人の感覚が逆になるのは、「どちらがよく知っているか?」が重要な選択肢に入るからだ。

人は誰でも、長く自分の人生に寄り添ってくれて、ずっと裏切らないでいてくれた存在を選択する。日本人にとってはそれが「みずほ銀行」であり、バリ島に住むインドネシア人にとってはそれが「プルマタ銀行」である。

「自分のよく知っている人、それも最も信頼できると思う人に現金を預ける」「自分のよく知っている銀行に預金を預ける」というのは、言ってみれば「自分が最も知っている」ということの証明である。

人は「最も知っている」存在に金を預けて安心するのだ。

ところが、こうした「当たり前のこと」から逸脱してしまう人種がいる。知っている存在ではなく、知らない存在に多額の金を預ける感覚を持った人たちがいる。それもひとりふたりではない。大量に存在するのだ。

いったい、彼らは何者か?



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