2016-09-14

信頼できないものの筆頭は、「なりすまし」をする人である


振り込め詐欺はもう10年以上も前から延々と続けられている典型的な電話詐欺だ。しかし、今でも高齢層を中心にこの詐欺に引っかかり、多額の金が詐欺師に盗まれている。

振り込め詐欺の特徴は言うまでもなく、ただひとつ。

「なりすまし」だ。

犯人は家族の誰かになりすまし、仲間が弁護士や友人や関係者になりすまして犯罪を遂行する。だから、この詐欺の名前をひとことで言うのであれば、本当は「なりすまし詐欺」と言わなければならない。

そして、「なりすまし」という行為が犯罪であることを認識させなければならない。犯罪者が何かを仕掛けるとき、そこには「なりすまし」が必ず発生するのである。

今の日本には、いろんな意味で「なりすまし」が蔓延している状態だ。日本社会を蝕む癌は、この「なりすまし」であると言っても過言ではない。

ありとあらゆる分野で、「なりすまし」が広がっており、社会を蝕んでいるのである。


犯罪の根底にあるものが「なりすまし」という行為


警視庁によると、こうした「なりすまし」を含めた特殊詐欺は毎月1000件近く報告されており、2016年7月の時点で警察が認知しただけでも7647件、被害額は234.1億円となっている。

ここ数年、毎月30億円以上がこの「振り込め詐欺」で騙し取られているという惨状になっている。いかに「なりすまし」が巧妙に行われているのか、この被害総額でも分かるはずだ。

日本人は無邪気な一面があり、人を簡単に信じてしまう癖があり、それが「なりすまし」犯罪を蔓延させている。

「なりすまし」はインターネットでもお馴染みのものだ。

フェイスブックでもツイッターでも、偽者が有名人に「なりすまし」して好き勝手に発言している。

政治家になりすまして物議を醸す発言をする人間もいれば、芸能人になりすましてファンを翻弄する人間もいる。そういった愉快犯の裏で、「金を送れ」だとか「振り込め」という詐欺に走る危険な「なりすまし」もある。

インターネットでもうひとつ問題になっている「なりすまし」は、フィッシング詐欺だ。

これは、銀行やクレジットカードのサイトをそっくりそのまま真似して、あたかも本物のサイトのように振る舞いながら、IDやパスワードを盗み取る。

振り込み詐欺、SNSでの偽者、フィッシングサイト……。

こうやって並べるとそれぞれまったく違う犯罪だが、その根底にあるのは「なりすます」という行為が最初にあることに気づかなければならない。

つまり、「なりすまし」というのは犯罪の基本中の基本であり、犯罪はそこから始まるのである。だから、私たちはもっと「なりすまし」に気を付けなければならない。

ありとあらゆる「なりすまし」が蔓延している


「なりすまし」は最近出てきた犯罪ではない。昔からある古典的な犯罪だ。ほとんどの詐欺は「なりすまし」で成り立っているのは言うまでもない。

たとえば、「結婚詐欺」もそうだ。これも「なりすまし」なのである。

結婚詐欺を仕掛ける人間は、弁護士やパイロットや医師や皇族や名家のような社会的な地位がある人間に「なりすまし」することが多い。名前も、偽名を本名だと思わせて「なりすまし」ている。

そして、「目先の金が用意できないので出してくれ」と言って金を出させて姿を消す。

籠脱け詐欺は、まったく関係ない建物を利用して、そこの担当者と見せかけて金を受け取って消えるが、これも「なりすまし」であることが分かる。

詐欺を仕掛ける人間は、関係書類を偽造することも多いが、これも関係書類を本物に「なりすませる」という行為である。

犯罪者は、自分の身分から持ち物から人生まで、すべてを「なりすます」ことに賭けている。国家はスパイを放つが、そのスパイも「なりすまし」をして他国に潜り込む。

北朝鮮や反日国家のスパイや犯罪者が背乗り(はいのり)という犯罪に手を染めているのは、すでに明らかになっている。

自衛隊員の妻が中国人で、その中国人が自衛隊の機密情報を盗もうと画策した事件もあった。これも外国人妻は身分を偽称し、さらに日本人と結婚することによって、日本人に「なりすまし」ていたということである。

あるいは、日本人ではないのに、日本人になりすまして何食わぬ顔で政治の世界を泳いでいる人間もいる。

このように、私たち日本人の周囲には、ありとあらゆる「なりすまし」が蔓延しているのだ。しかし、「なりすまし=犯罪」と関連づけができている日本人はまだ少ない。

犯罪は「なりすまし」によってできている


食品の産地偽装や、料理の材料偽装も、食品をめぐる「なりすまし」犯罪である。偽ブランドも、ブランドをめぐる「なりすまし」犯罪である。

犯罪は「なりすまし」によってできていると言っても過言ではない。だから、私たちは「なりすまし」をしている人間を信用すべきではない。そこには犯罪が横たわっているからだ。

「なりすまし」は裏のある人間がするものだ。裏があるので、次から次へと嘘をつき、それに対して罪悪感を持つこともない。その場かぎりの嘘を平然とつく。

村田蓮舫を観察していれば分かるはずだ。その場その場で適当な嘘を次々とついてニタニタと笑って乗り切るのである。

嘘を指摘されると、また違う嘘を饒舌にまくしたてて煙に巻く。時には訴えると恫喝したり、泣き落とし作戦に出たり、問題を引き起こした本人なのに被害者を装ったりする。

それが「なりすまし」をする人間の特徴だ。

そういった人間に関わってしまったとき、「自分は騙されていた」というショックを受け、人によっては立ち直れないほどのダメージを受ける。

誰でも、自分が騙されていたと知ったときの精神的ショックは大きく深いし、そのダメージから立ち直れなくなる人もたくさんいる。

「なりすまし」は詐欺であり、犯罪である。人を騙し、人に損害を与え、人に不快感を与え、人に精神的なダメージを与えるものだ。信頼できないものの筆頭が、まさに「なりすまし」である。

「なりすまし」に関わるというのは、トラブルを抱えるということでもある。トラブルを排除するためには、毅然として「なりすまし」を排除するしかない。



犯罪は「なりすまし」によってできていると言っても過言ではない。だから、私たちは「なりすまし」をしている人間を信用すべきではない。そこには犯罪が横たわっているからだ。

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