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2016-07-11

異なる人種・文化・宗教の人間をひとつにして生まれたもの


イギリスに大量の移民が流入するようになって、イギリス国内で人種間の軋轢が増え始め、それは2016年6月23日の国民投票でEU脱退という劇的な結果を生むことになった。

問題はそれ以後だ。

イギリスの国家警察署長協議会のサラ・ソーントン署長は、国民投票と直接関係しているのかどうかは未知数としながらも、国民投票以後、ヘイトクライム(民族憎悪)が500%も増加したということを報告している。

ヘイトクライムというのは、異なる人種・文化・宗教を持つ人間を攻撃する行為を指す。

欧米のエスタブリッシュメントはグローバル化を強力に推し進めるために、どんどん移民や難民を自国に流入させ、強引に多文化共生を自国民に押し付けた。

しかし、国民は多文化共生を望んでいたわけでもない。それは、勝手に押し付けられた面が強い。

移民や難民には寛容であったとしても、EU(欧州連合)の多くの国民は、自国の文化が破壊されるほどまで異国人が流入すると想定していた人はいなかった。


莫大な難民が、EU(欧州連合)を目指す


豊かな国には、何もしなくても多くの人がチャンスを求めて流入してくる現象は以前から知られている。世の中がグローバル化していなくても、そういった現象はしばしば起きていた。

これはバブル期の日本でもそうだった。

1980年代、世界に名だたる経済大国となった日本にイラン人から東南アジアの女性たちまで、多くが日本になだれ込んで来た。そして彼らは3Kと呼ばれた肉体労働の現場や、夜の歓楽街で働くようになっていた。

こうした時代に、日本にやってきた東南アジアの女性たちは、かつての「からゆきさん」と対比されて「じゃぱゆきさん」と呼ばれていたのは今でも覚えている人は多いはずだ。

豊かな国には、放置していても外国から豊かさを求めて人々が集まってくる。

EUのように、ヒト・モノ・カネの流れを自由化し、安い賃金で働く人を手に入れるために移民も難民も大歓迎したら、なおさら途上国や内戦国から莫大な人が流入する。

折しも中東は2011年から大混乱に見舞われるようになって、まずチュニジア・エジプト・リビアが政治混乱した。そこからシリア・イラクにも混乱が伝播して、これらの地域は巨大な政情不安定ゾーンと化した。

そして、ここから豊かなEUを目指して大量の難民が流入するようになっていった。

2016年6月20日、「世界難民の日」を制定した国連によると、世界の難民や避難民の数は2015年の時点で6530万人に達して第二次世界大戦後、最多となったことが報告されている。

圧倒的に多いのは、超暴力集団であるISIS(イスラム国)が今も全土を蹂躙するシリアからの難民である。その他にも、長らく続く戦争で国土が崩壊してしまっているアフガニスタンからの難民、そしてソマリアからの難民が続く。

この3ヶ国で難民の54%を占めると言われている。彼らが目指すのがEUであり、そう考えるといかにEUが異常な事態に見舞われているのかが分かるはずだ。

「庇を貸して母屋を取られる」ような事態に


当初は分け隔てなく移民・難民を受け入れていたEU諸国だが、やがて現実に気付く。

中東や北アフリカからやって来る移民・難民の数が尋常ではなく想定を超えていた。このままでは国そのものがアイデンティティを失い、変質してしまうくらいの数になってしまう。

中東・北アフリカからやってきた移民・難民たちは自国の宗教や文化や流儀を頑なに守り、「郷に入らずんば郷に従え」という話にはならなかった。

むしろ、イスラム教徒たちは自分たちの文化をEUに押し付け、ヨーロッパ諸国では「庇を貸して母屋を取られる」ような事態になっている。

EU各国で「ブルカ闘争」も起きれば、豚肉を食べることも扱うことも拒絶する「豚肉闘争」も起きている。イスラム教徒は豚肉を食べない宗教だが、欧州からも豚肉を排除する勢いで豚肉拒絶運動が進んでいるのだ。

さらに中東からイスラム原理主義のテロリストも移民・難民に紛れ込んで、EU各国で激しいテロを引き起こすようになっている。

テロリストたちは「善良」なイスラム教徒に混じって、行動を起こすまでスリープ(潜伏)しているので、部外者には誰が善良な市民で誰がテロリストなのか見分けがつかない。

こうした現状を指摘すると、「人種差別主義者」「レイシスト」と罵られたりレッテルを貼られたりするので、人々は黙るしかなかった。

移民・難民を否定できなくなってしまったのである。

そんな中でイスラム教徒はどんどん流入し、やがてEU各国で地域によっては、元から住んでいた白人系の住民が少数派になる現象も起きるようになった。

すると、そこから元から住んでいた白人住民が脱出し、イスラム租界のような地域、難民が暮らすスラム地区もEU各国・各都市で出現するようになった。

ロンドンでもすでに2012年の段階で多数派だった白人系イギリス人が50%を割り込んで、2016年5月5日には初のイスラム教徒の市長が誕生している。

世界中で憎悪が広がり、衝突が激化していく


2015年は大量の難民がEUになだれ込み、その余波は今も収まっていない。

シリア・イラクの内戦は一向に終わらず、戦火を逃れた人々が行き場を求めて必死の思いでEU各国に辿り着くのを求めているのだから、余波は収まりそうもない。

元から欧州に住んでいた白人系の人たちも、ここに来てやっと声を上げるようになっていった。もう極右と呼ばれようが、ナショナリストと呼ばれようが、なりふり構っている場合ではなかったのである。

フランスでもドイツでもオランダでもイギリスでも、「極右」団体は急激に台頭し、既存のグローバル主義の与党を揺るがすようになっている。

移民・難民と、元からそこに住んでいた白人系の人々との間で、激しい衝突や対立や軋轢が生まれるようになり、トラブルが膨れ上がっている。

人種も文化も宗教も違う人間をごちゃ混ぜにして、元から住んでいる人たちに一方的に多文化共生だと言って我慢させ、それに反撥する人間を差別主義者だと決めつけたのだから、これで問題が起きない方がどうかしている。

現在、世界中で「ヘイトクライム」が起きているのだが、これは情報そのものもグローバル化して互いの憎悪が相手に伝わるようになって憎悪が共鳴するようになったからである。

グローバル化によって人の流れも情報の流れも自由に行き来するようになった結果、「憎悪もまた自由に行き来する」ようになって対立が深まる世の中になっている。

グローバル化がより深まっていけば、異なる人種、文化、宗教で、さらに憎悪と憎悪がぶつかるようになっていく。

異なる人種が共存している国として知られているアメリカですらも、白人と黒人が対立して互いに憎悪を投げ合っている。

そんな姿を見ても分かる通り、憎悪の衝突はこれからが本番になっていく可能性が高い。世界中で憎悪が広がり、衝突が激化していく。

憎しみによる民族対立が、次の時代の潮流になる。



異なる人種が共存している国として知られているアメリカですらも、白人と黒人が対立して互いに憎悪を投げ合っている姿を見ても分かる通り、憎悪の衝突はこれからが本番になっていく可能性が高い。


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