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2016-05-05

明日からの仕事がつまらないと思うのであれば向いていない


好きではない仕事、自分が関心を持てない仕事、つまらないと思う仕事、嫌で嫌で仕方がないと思う仕事は、自分には合っていない仕事と言っても過言ではない。

そして自分に合っていない仕事は、それをいくら長くやっても身につかないばかりか、仕事がストレスとなって身体を壊したり、辞めたくて精神的に追い詰められたりする。

つまり、良いことよりも悪いことを招く確率が高まる。

人には当然のことながら、向き不向きがある。ある分野でどんな卓越した能力がある人でも、向いていないことをさせて成果が生み出せるとは限らない。

マイク・タイソンはボクシングについては凄まじい能力を発揮したアスリートだったが、この男に「今はITの時代だから」とプログラマーの仕事を押し付けても、うまくそれをこなすことはできないだろう。

逆にビル・ゲイツはIT産業で頂点に上り詰めた男だが、この男に「勝てばヒーローになれるから」と言ってボクシングを押し付けても、それをうまくこなすことはできないだろう。

向いていない仕事を延々と続けるというのは、マイク・タイソンにプログラムの仕事を延々とさせ、ビル・ゲイツにボクシングで何十年も戦わせるようなものだ。


合わない仕事を続ければ、自分を惨めにしてしまう


好きでなくて、関心が持てなくて、自分には明らかに向いていない仕事をするというのは、絶対にそれをうまくこなすことができないということだ。

その仕事が合っている人には無意識にうまくできることも、その仕事が合っていない人には相当な努力をしても身につくかどうか分からない。

探究心もなく、集中することもできず、嫌々やっているのだから、うまくできないのは当然のことだ。

仕事が合っている人はその仕事に向き合うことが楽しく、充実感を味わえる。しかし、同じ仕事をしても、それに合っていない人は、その仕事を向き合うことに対して苦痛しか感じないし、仕事が終わった後は深い疲労感にとらわれる。

合っていない仕事をするというのは、どんなに神経を張り詰めてそれをやっても、つまらないミスや失敗が積み重なる。そのため、本人が惨めになるだけでなく、まわりの人に迷惑をかけることにもなる。

本人が先天的にミスを繰り返しやすい性格であるというよりも、その仕事に対して集中ができないので、どうしてもミスを連発してしまう。

合っていない仕事を続けるというのは、そういうことなのだ。それは、やればやるほど自分を惨めにしてしまう。

だから、長い休暇のあと、どうしても仕事に戻りたくないという絶望的な気持ちの方が強いのであれば、自分の将来のために、そして自分の心身のために、早いうちに辞める決断をした方がいい。

本当に好きな仕事に取り組み、関心が持て、自分のやっていることに夢中になれるのであれば、収入が少なかろうが、他人に馬鹿にされようが、その仕事を辞めたいという気持ちにはならない。

困難がやって来ても、踏みとどまって必死で生き残ろうとする。逃げようと思わない。困難がやって来れば来るほど、逆に努力しようと思う。

「やる意味のないことをうまくやっても意味がない」


ただ日々の生活のために、関心もなく、どうでもいいと思っている仕事を延々と続けるのは合理的ではない。むしろ、不条理である。

合理的ではないことは、それを続けると無理が積み重なるのでいずれ破綻してしまう。

「やる意味のないことをうまくやっても意味がない」とはよく言われるが、合理的ではないことに関わり続けるというのは、まさに「やる意味のないこと」なのである。

どんな仕事でも、それに意味を見出せる人がいる。

たとえば、皿洗いの仕事でさえ、将来はレストランのオーナーになりたいという夢や希望を持っている人は、レストラン経営に付随する大切な仕事であるという意識が働いて、それをすることに意味を見出す。

しかし、レストラン経営に何の関心もなく、嫌々それをやっている人にとって、皿洗いという仕事は苦痛以外の何ものでもないはずだ。「落ちぶれた」と思う人もいる。

問題は、その仕事が他人から見て良いのか悪いのかではない。自分がどうなのか、というのが重要だ。自分にとって皿洗いが重要で、関心が持てて、好きでたまらないのであれば、それは良い仕事だ。そうでなければ悪い仕事だ。

世間体が良くて、人がうらやむ仕事であっても、自分が嫌で仕方がなければ、それは「悪い仕事」になり得る。たとえば、安定した公務員でも、安定した一流企業のサラリーマンでも、本人にその気がなければ「悪い仕事」になる。

仕事をしていても、自分がそこに何ら存在意義が見出せず、空虚でつまらないと感じているのであれば、それは間違いなく良い仕事ではない。

本当は何の関心も持っていないのに、その仕事を定年まで続けるというのは、一度しかない人生を捨てるのも同然である。確かにそれで生計は立てられるのだろうが、人はパンのみで生きているわけでもない。

好きな方面で金を稼げるよう試行錯誤するのが有益


好きな仕事が、向いている仕事であるとは必ずしも限らない。好きな仕事であっても向いていなければ成果を出すことはできないだろう。

逆に向いている仕事であっても、それが好きではないのであれば、やはり成果を出すことはできないだろう。

だから、端的に言えば「自分が好きでたまらない分野で、しかも自分が向いている仕事を見つける」のが、いつでも重要なことなのだ。

そんな仕事がなければ、自分がその仕事を「作る」ことさえもやるはずだ。これを「マネタイズ」という。

「四六時中そればかりやって他に何の関心もない」というものを持っている人は、やがてそれで生計が立てられるような仕組みを探して生きていけるようにマネタイズする。

現在はインターネット時代になっている。自分の「好き」を金に変える環境が生まれているので、マネタイズの環境は整っていると言っても過言ではない。

もちろん、今日思いついて明日から稼げるようになるわけではないが、それが好きで向いているのだから、マネタイズへの試行錯誤は苦痛ではないはずだ。(「失敗しないために、先に1000回失敗しておく」という意味

自分に向いている「好きな仕事」で完全燃焼できている状態は最良の状態である。

明日から「つまらない仕事」を続けなければならないと思うのであれば、明らかに向いていない。

そうであれば、その仕事にいかにしがみつくのかを考える前に、自分の好きな方面で金を稼げるように試行錯誤をした方がよほど有益だ。

日本が社会的に停滞してしまっているのは、すでにサラリーマンという生き方が社会的な限界に達していて、未来がないからであると言える。

日本人のほぼ8割が「つまらない仕事」を続けているのだとしたら、それで国が大発展する見込みなどあるはずがない。日本人も、今後は見込みのないサラリーマンを捨てて、ひとりひとりが完全燃焼できる分野に向かう時期に来ている。

明日からの仕事がつまらないと思うのであれば、「やる意味のないことをうまくやっても意味がない」という言葉を思い出すべきだ。



メイクアップ・アーティストとして知られているミシェル・ファン。ipsyというコスメブランドも成功させ、彼女の成功はますます大きなものになっている。「メイクアップ」という何気ない「得意」は、巨大な成功を彼女にもたらした。(学歴も資格も意味のない時代は、ミシェル・ファンを目指せ

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