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2016-04-04

うまく立ち回るというのは、現実主義者になるということ


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ゴールドマン・サックスはアメリカ政府と通じてインサイダー情報をたっぷり持つ。そして、世界各国の国家や政治家にアドバイスをする環境の中でさらに情報収集をする。

ゴールドマン・サックスはリーマン・ショックの渦中でも顧客にはサブプライム債を売りながら、自分は空売りを仕掛けて生き残った。それがゴールドマン・サックスだった。

そのコールドマン・サックスの現在の基本的な投資手法は、スーパーコンピューターを駆使した複雑な「システム運用」であることはよく知られている。

株価に変動を与える数々の変数・事象を数量的に判断してその重みづけを瞬時に分析し、過去データと照らし合わせて売買の判断をする。

変数を取り込み、過去データを分析し、売買するすべてをコンピュータがアルゴリズムに基づいて判断する。最近はゴールドマン・サックスだけではなく、ほとんどすべての機関投資家がシステム運用に傾いている。

システム運用の中で人間がやる仕事は、いかなる変数をコンピュータに数量計算させるのかを前もって考えることだ。つまり、アルゴリズムを考えるのが投資家の仕事なのである。

では、それでうまく回っているのか。


世界最強のヘッジファンドでさえも分からない


2011年9月15日、奇しくもリーマン・ショックを乗り切ったちょうど3年後ぴったりに、ゴールドマン・サックスは主力だったヘッジファンドのひとつ「グローバル・アルファ・ファンド」を閉鎖した。

莫大な損失を出しての撤退だった。このファンドはリーマン・ショックが起きる前にもひどい損失を出しており、「グローバル・アルファ・ファンド」に関しては投資手法が機能していないとして撤退したのだった。

このゴールドマン・サックスの天才トレーダーと言われたダニエル・ベナトフやアリエル・ロスキスが独立して立ち上げた「ベンロス・キャピタル・パートナーズ」も発足から2年でパフォーマンスを上げられずに運用会社が閉鎖されている。2013年2月のことだった。

同じ頃、敏腕マネージャーとして知られていたフィリップ・ラフォントや、ベテランと言われていたジュリアン・ロバートソンも窮地に陥っていた。儲ける能力を失っていた。2014年に入ると、もっとひどい状況になった。

2015年にはウォール街で最も先見の明があると言われていたマイケル・ノボグラーツが多額の損失を出して自ら立ち上げた投資ファンドを追い出されている。派手な言動で知られていたが、相場に翻弄されて先が読めなくなってしまっていた。

また有名なヘッジファンド運営者として知られるマイケル・プラットも成績を出せずに顧客の預かり資金をすべて返還せざるを得ない状況に追い込まれた。

2016年には1兆円以上もの資金を動かしていた商品トレーダーのウィレム・クーイカーも2011年から多額の損失を出すようになって、いよいよ追い詰められている。

こうした状況を見て分かることがあるはずだ。世界最強のヘッジファンドでさえも相場を読み切れないということだ。そして当たり前の教訓に気付く。

「先のことは誰も分からない」のである。



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