2015-10-25

大金を使いたい方なのか貯めたい方なのか本音はどっちだ?


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宝くじ市場は約1兆円である。人数にすれば約3000万人がそれを購入していると言われている。そして、宝くじはどこの国でも「貧困層の税金」と呼ばれている。その購買者は多くが貧困層なのである。

なぜ貧困層が宝くじを買うのかというと、まぐれ当たりで一攫千金が成し遂げられる可能性があるからである。大当たりすれば、まったく何の努力もしていないのに、一瞬にして人生が変わる。

「もし、宝くじが当たれば……」

誰もがそう思って夢を託す。しかし、1等が当たる確率は1000万分の1であると言われている。

飛行機が墜落する確率は20万分の1と言われているから、飛行機事故に遭遇するよりも宝くじに当たる確率の方が難しい。

しかし、そんなことが分かっていても、自分の力で現状を変えることができないと思えば、その万が一の奇跡に頼るしかないと人々は宝くじに向かう。

宝くじに人生を託そうと考えているのは、何も日本人だけではない。東南アジアでも、アメリカでも、貧困層が宝くじに群がっている姿は普通に見る。


報われる人は絶望的に少ない。それでも人々は買う


もちろん、それは「買わなければ当たらない」のだから、買うことは無駄とは言わない。しかし、報われないことの方が多いというのは誰もが知っている。

楽天的なアメリカ人は、「退職金の資金作りは宝くじを当てることだ」と考えている人もいるほどである。

それを思いつきで買い続けていれば、いつか当たると考えるのだ。しかし、もちろん報われる人は絶望的に少ない。それでも人々は買う。

報われないのを承知で宝くじを買い、「手っ取り早く金持ちになりたい」と考えるのは、「手っ取り早く金持ちになりたい」という気持ちはそれほど強いものだからだ。

それほど大金に執着があるのなら、普段は小さなお金を大切にして小銭を積み上げるようにして貯めるべきなのだが、逆にこうした基本はなかなか身につかない。

宝くじを買うのは簡単だが、逆に小銭を貯めるというのは意外に難しいからだ。

小銭を貯めるためには、普段の楽しみを制限し、欲しいものを我慢し、自分に我慢を強いなければならない。

収入が少なければ少ないほど、貯金できる額が少ないわけで、それが大金に育っていくのに時間がかかる。「お金を使いたい」という気持ちを長く制御してコントロールしなければならないので、うんざりする気持ちも強い。

誰もうんざりすることは回避したいので、「手っ取り早く金持ちになりたい」と考える人であればあるほど、小銭を貯めることを「回避」するのである。

「手っ取り早く金持ちになりたい」と考える人の目的は、実は金持ちになることではない。「金を使うこと」にある。だから、「小銭を貯める」という行為は「金を使う」とは相反するのでしないのである。



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