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2015-10-11

弱肉強食の資本主義の中で、奪っていくところから取り返す


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私は貯金をしない。生活するにはある程度の現金は必要なので、そうした現金は銀行に置いておくが、それ以外の金を銀行の定期預金に入れておくという選択肢は生まれてこの方一度もしたことがない。

かつての日本の定期預金の金利は3%も4%もあったが、そんな時代であれば定期預金をしていたかもしれない。しかし、現在のように年0.02%の利子で金を寝かせるというのは私にとっては意味がない選択だ。

それならば、インフレを見込んでゴールドを買った方がまだマシだと考える。現金は長い目で見るとインフレで目減りしていくが、ゴールドはインフレ分の上昇が期待できるからだ。

ただし、定期預金するならゴールドを買うというだけで、ゴールドが最適であるとは思っていない。悪くはないが、ベストではない。

私にとってのベストは、成長していく巨大多国籍企業の株式を持つことであり、ゴールドを持つことではない。

現在は「弱肉強食の資本主義」の時代に入ったが、この時代に最も適応して国家をもしのぐ力を持つようになっているのが多国籍企業である。

資本主義が崩壊せずに続いて行く以上、その継続は多国籍企業によっては非常に有利な展開になるのは見えている。


市場と利益を巨大な多国籍企業が総取りする


TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、環太平洋の国々で自由貿易を行うための協定だが、「自由貿易を行う」という意味をしっかり把握しなければならない。

今まで政府は自国産業を守るために、外国企業には高い関税をかけたり、規制をかけたりする力があった。

しかし、「自由に貿易をさせる」「自由に競争させる」という決まりを作ったことによって、政府は自国産業がどうなろうと関税も規制もかけることができなくなる。

これは要するに、多国籍企業のやりたい放題を政府が口出しできないようにするための協定である。

TPPの推進委員会の多くは多国籍企業の役員が兼務しているのだが、それを見てもTPPが「多国籍企業のため」のものであることが分かるはずだ。

このような「多国籍企業が儲けるために政府の権限をひとつひとつ奪っていく」という動きのことを私たちは「グローバル化」と呼んでいる。

グローバル化の正体とは、巨大な存在と化した企業が国家を乗っ取っていく動きのことを指すのである。

政府の介入を国際協定によって封じ、大が小を思いきり叩き潰して乗っ取る動きが国際間で加速していくので、資本主義はどんどん弱肉強食になっていく。

「資本主義」と言うと、今も昔も変わっていないように見えるかもしれない。しかし、もはや資本主義は変質している。

グローバル化が加速していく中での現代の資本主義は、市場と利益を巨大な多国籍企業が総取りするという意味で、独占に向かう資本主義なのである。

だから、これからの資本主義はとても苛烈で危険な資本主義と化す。「強者総取り」が行われ、政府も動きを封じられて、誰もそれを止めることができない。



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