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2015-10-01

過激化していくサイバー攻撃を放置していると日本が危ない


2015年9月30日、新日鉄住金は同社の製造技術を盗んだ韓国の鉄鋼大手ポスコから300億円を受け取ることで和解したことが報じられている。

ポスコは明確な意志を持って新日鉄住金(当時は新日鉄)の技術を元社員と共謀して盗み取っている。一部の新聞では「不正取得」と書いているが、明確に「盗んだ」と書かなければならない。

盗んだポスコは「盗んでいない」と強弁し、逆に新日鉄を訴えるような言語道断の行為を行っていた。

実は「盗んだ側が訴える」というのは韓国のパクリ企業では常態化している行為である。サムスン電子もそうやって片っ端から「盗んだ」と訴える企業を逆に訴えている。

ロッテも江崎グリコの製品を丸ごとパクって裁判で負けているが、韓国企業のパクリ体質は今に始まったことではない。それは「国民気質」と言ってもいいような状況で、非常に憂慮すべき事態である。

韓国もそうだが、中国企業も国家ぐるみで日米の重要企業をハッキングの対象にしていて機密情報を片っ端から盗み取っていることをオバマ大統領が憂慮して米中会談で怒りをぶちまけるような状況になっている。

日本企業は細心の注意でセキュリティを強化すべきであり、それができなければ、重要技術が右から左へと盗まれていくのを覚悟しなければならない。


中国・韓国の企業が全身全力で盗みに来ている


日本人は「技術力があれば生き残れる」という神話を持っている。それはある意味正しい。最先端技術、あるいは現代文明にとって重要な技術を持っていれば、必要不可欠のものなのだから黙っていても売れる。

日本人も日本企業も、はったりや誇張や嘘八百の口先だけの営業力で売れるというのを嫌っており、正真正銘の「技術力」で勝負しようとする美徳がある。

「技術こそが日本を救う」「技術を磨けば企業として生き残れる」「技術者、職人こそが日本の宝だ」

そういった概念は学校で教えているわけでもないし、教科書にも載っていない。しかし、ほとんどの日本人が共通概念として持っている。

そもそも、日本がこれだけ高度成長を迎えることができたのも、絶え間ない技術の向上を目指していたからであって、政治家がしっかりしていたからではない。

しかし、このままでは「日本は死ぬ」可能性がある。中国・韓国の企業が全身全力で盗みに来ているからだ。特に深刻になっているのが、サイバー攻撃による機密情報の窃盗だ。

アメリカでは、中国のサイバー攻撃でアメリカ人の社会保障番号や指紋までもが盗まれるような異常事態になっている。アメリカがそうなら、日本もまたサイバー攻撃で巨大な被害を負う可能性が高い。

そして、「最先端技術」「ノウハウ」はいったん盗まれると、二度と戻せないのである。

東芝では半導体の技術が韓国のSKハイニックスに漏洩する事件があって、技術漏洩させた杉田吉隆という53歳の男が有罪になる事件もあった。(杉田吉隆。韓国のパクリ企業に機密情報を売り飛ばした男

こうした事件は企業の競争力を格段に削ぎ、会社を疲弊させ、ついには凋落させる。

もう次々と日本の会社の技術は盗まれている


東レが開発し、技術を持っている炭素繊維の「最先端技術」を、中国に盗まれたという事件もあった。2012年のことだ。

中国の軍事関係者が東レに標的を定め、偽工場を作ってまで用意周到に準備し、騙し、技術力を盗んで行った。

それは、日本人が寝食忘れて研究と開発に没頭し、試行錯誤し、厳格なテストをし、改善に次ぐ改善をして作り上げた「最先端技術」だったはずだ。

しかし中国は、ちょっとした片手間の「かごぬけ詐欺」の手口で、まんまと盗み取っていった。

東レの副社長は「かなりの悪意を持ってやられた」と株主総会で発言したと言われているが、多くの日本人はまだ実態がよく分かっていないのではないか。

「技術こそが日本を救う」「技術を磨けば企業として生き残れる」「技術者、職人こそが日本の宝だ」

そのように日本人が誇らしげに思っている裏側で、中国や韓国が、その技術をせっせと盗んで「これは自分たちのものだ」と勝手に主張しているのが今の姿だ。

東レだけではない。すべての日本企業が「悪意」を持って技術やノウハウを盗まれ続けている。例を挙げれば、それこそキリがないほどだ。

2007年3月。大手自動車部品メーカー「デンソー」の中国人技術者が、自動車関連製品の「機密情報」を記録したパソコンを外部に持ち出したという事件があった。

41歳のこの男はどれくらいの設計データを盗み出したのか。13万件である。デンソーの情報がすべて流出したも同然だった。

こういった設計データが盗まれても、超高精度・高精密な設計機械がないと作れないと言うアナリストもいたが、すると今度はどうなったのか。

工作機械において世界最大手のヤマザキマザックで、やはり中国籍の男が、同社の秘密情報にあたる図面情報をサーバーから盗み取っているという事件が発覚した。2012年3月27日のことだった。

この男は2006年からヤマザキマザックで働いていた。事件発覚後の調査で、別件でも数々の図面情報・製品情報を盗み取っているのが判明している。

技術力を守るためのマネージメントが「ゼロ」


韓国は日本のコンビニのノウハウをファミリーマートから得ていたが、それが韓国に定着すると、一転してファミリーマートを追い出しにかかった。

そして、2012年10月より、7500店が韓国の店の看板に取って代わってファミリーマートは撤退を余儀なくされた。「ノウハウ」だけ盗まれて、日本人は韓国に使い捨てにされた。

中国で「新幹線」もまた日本の技術がそのまま盗まれて使われているものだが、中国はこの盗み取った技術でアメリカに特許申請をしているという事件があった。日本はどうしたのか。もちろん、何もしていない。盗まれっぱなしだ。

すべてにおいて、この調子だ。半導体技術も同じような手口で韓国にすべて盗まれた。「一部」ではない。「根こそぎ」盗まれているのである。

繊維製品の製造開発ノウハウは中国に盗まれた。チタン溶接も日本が持っていた最新技術だったが、どうなったのか。もちろん、中国に盗まれた。

日本人は心血注いで「技術」「ノウハウ」を開発しているが、それを盗まれっぱなしなのである。

日本政府は対策らしき対策を取ることもないし、盗まれることに対して国として危機感を感じているわけでもない。

はっきり言うと、完全放置だ。だから、ありとあらゆるものが盗まれて、盗まれて、盗まれまくり、日本人の努力が「使い捨て」にされている。

日本人は、あまりに無防備すぎるし、あまりにも無関心すぎる。これほど、何もかも盗まれて、なぜ危機感がないのか理解できないほどだ。

日本の企業がどんどん中国・韓国に敗退している原因は、技術力で負けたからだと分析している人間はひとりもいない。日本は未だに技術力は優れている。

しかし、その技術力を守らないで、盗まれるがまま放置している。技術力を守るためのマネージメントがまったく「ゼロ」に等しいとも言える。

日本は技術大国なのに、なぜこんなに衰退してしまったのだろうかと嘆く人も多いが、別に不思議なことではない。技術をすべて盗まれているからだ。

そして、日本は技術があるから大丈夫だという人もいるが、これは間違っている。盗まれて、使い捨てにされて、大丈夫なはずがない。

日本を復活させるためにも、過激化していくサイバー攻撃から重要な機密を守り抜く戦いに備えなければならない局面に入っている。



日本を復活させるためにも、過激化していくサイバー攻撃から重要な機密を守り抜く戦いに備えなければならない局面に入っている。

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