2015-09-27

「資本主義の闇の方程式」が分かっていなければ、殺される


(この記事はメルマガにて全文を読むことができます)

中国が提唱したAIIB(アジア・インフラ投資銀行)は、明確にドル通貨基軸に挑戦するものだったが、これによって中国はアメリカの逆鱗に触れた。

AIIB発足に向けて準備が進み、出資国と出資額が決まった2015年6月、上海株式市場では中国共産党が煽りに煽っていたバブルが崩壊して中国経済は奈落の底に堕ちていった。

このバブル崩壊は下げ止まらず、これを単なる株価調整だと思っていた中国人は蒼白になった。

彼らは2ヶ月に渡って、持っていた株式を次々に投げていき、上海株式市場は一度も大きな反発を試みることなく、怒濤のごとく下げた。

中国政府は最終的には上海の株式の半分以上を取引停止にしてカラ売りも禁止、株主や大物投資家にも所持する株式の売却を禁止させ、下落予測を書いたアナリストをことごとく逮捕するという市場統制でこれを乗り切ろうとした。

しかし、それが全世界に中国不信を芽生えさせ、中国投資に懐疑的にさせた。その上、中国はいきなり人民元の切り下げを数度も行って、国際世論から批判を浴びた。

中国の経済は、もはや政府がコントロールできなくなっているというのが見えてきている。AIIBでドル通貨基軸に挑戦するどころではなくなったのだ。


AIIBでドル通貨基軸に挑戦しようとした大物の末路


このAIIBにはロシアも参加しているが、ロシアは2014年からウクライナ問題でアメリカに経済封鎖されている。

ルーブルは危険なまでに下落し、さらに原油もロシアを狙い撃ちにするかのように下落して、この1年でロシア経済は危険なまでに停滞してしまっている。

ロシア経済は2015年にはマイナス3.4%成長であり、中国よりも追い込まれている状況だ。これだけでも充分にひどい有様だが、実際はそれどころではなく、マイナス6%になるのではないかと言われている。

ロシアはプーチン大統領が中国共産党真っ青の独裁を敷いており、敵対する人間を次々と暗殺している国である。そのため、ほとんど国民の反発や苦境が伝わって来ていないが、激しいインフレと失業にロシアはボロボロになりつつある。

AIIBで中国と共にドル通貨基軸を破壊しようとする余裕はもはやロシアにはなくなってしまった。原油価格が上昇してくれないと、ロシアはこのまま国家崩壊してしまうだろう。

さらに、ヨーロッパで最大の出資を行ったドイツはどうなったのか。

ユーロの黒幕はドイツである。この国も、ユーロ通貨でドル通貨基軸に挑戦しようとする存在であったことはよく知られている事実だ。AIIB参加も、ドル通貨基軸から逃れるためのひとつの方法であった。

しかし、ドイツも今や地獄を見ている。

2015年に入ってからユーロ圏にはシリア・イラクからの大量の難民が流入していき、中国がバブル崩壊で破滅的な状況になっている頃、ユーロ各国は難民地獄で収拾がつかない状況になっていた。

そして2015年9月、ドイツ経済を支えるVW(フォルクスワーゲン)グループは、突如としてディーゼル排ガス規制に不正プログラムが搭載されていることを「アメリカ」に暴露された。ドイツはこれによって経済の屋台骨をへし折られた。

「ドイツが中国に接近し、共にドル通貨基軸から逃れようとしていた」という事実を認識するのは重要だ。危険な動きをするドイツは、AIIBによってもう看過できない存在と化していたのである。

かくして、AIIBでドル通貨基軸に挑戦しようとしていた大物たちは、2015年に入ってから全員「葬られた」のである。

これらの事実から考えなければならないことがいくつかある。




・・・

(この記事はメルマガにて全文を読むことができます)


この記事はメルマガにて発行され、メルマガにて全文を読むことができます。1週間に1度、日曜日にメルマガでの発行を行っております。

過去の配信は、こちらをご覧下さい。

鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編については、上記の画像をクリック、もしくは、こちらをご覧下さい。発行に至るまでの経緯等についてはこちらに書いております。



お願い

ダークネスの本文を他サイト(キュレーションメディア、まとめサイト、個人サイトすべて)へ転載する行為は、いかなる理由があっても固くお断りします。