2015-09-20

投資家を震え上がらせる「3つの恐怖」があなたを破壊する


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中国の株価暴落、天津大爆発、人民元切り下げ、株式市場の共産主義的統制、さらに欧州の難民大量流入問題によって世界が混乱に落ちている。

これを受けて2015年9月17日、アメリカのFRB(連邦準備制度)は利上げを見送ったが、これはそうしないと世界経済が崩壊する可能性があったからだ。

アメリカは、通常「自国のこと」しか考えない。

そのため、世界経済を配慮して利上げを見送ったというよりも、世界経済が混乱するとアメリカにも良くないという総合的な判断が働いたと考えられる。

間違えてはいけないのは、別にアメリカは中国のためを思って利上げを見送ったわけではない。

アメリカが利上げすることによって世界中のドルがアメリカに戻り、新興国の資金が枯渇する。ドル建ての債務を持つ新興国は金融的にも追い詰められ一気に危機が表面化する。アメリカのFRBはそれを避けたかったはずだ。

実のところ、利上げをしない今も中国や東南アジアのいくつかの国家や中南米各国はすでに追い込まれている。これらの国は、アメリカが利上げしないことによって一気呵成の破綻は免れるが、別に事態が好転したわけでもない。危機は相変わらずそこにある。


株式市場に手慣れたプロだけしか生き残れない相場


世界経済は中国を成長エンジンとして利用してきたが、その成長エンジンが急減速している。そのため、アメリカが利上げしないと決めても単に「現状維持」であり、経済が上向きになるというわけではない。

本来であれば、利上げを見送ったということは、リスク資金が株式市場に流れることを意味する。したがって、株式市場が上昇するのが普通の動きだ。

しかし、今回はそうなっていない。理由はシンプルだ。「利上げできないほど経済環境が悪い」と認識され、それが続くと想定されるからである。

グローバル経済は2015年6月の中国バブル崩壊によって明らかに今までと違う大きな時代の節目に入り、右肩上がりの相場は消え去った。

現在、株式市場は失速したまま方向感覚をなくしている。基本的には市場関係者の全員が「逃げ」の姿勢に入っている。

悪材料があれば、一瞬にして市場が崩落するような危険な局面に入っている。

そのため、株の上げ下げで利ざやを取る投資家の多くは市場に翻弄されて損失を拡大させる。

多くが敗退して市場から抜けていき、最後に残るのは生粋の投機屋(ギャンブラー)と、底値に向かって落ちる優良株をハゲタカのように狙う長期投資家だけになっていく。

投機家は売りからでも入れるので暴落の中でも儲かる。そのため、市場の売りと買いの両建てをして市場の変動(ボラティリティ)をとことん取りにいく。乱高下は投機家のためにある。

逆に長期投資家は10年、20年後を見据えているので、会社の価値よりも株価が落ちていると思えば、その時点で数年の評価損は無視して、安くなった株式の大量買いをする。

いずれにしても、素人では太刀打ちできない危険きわまりない状況になる。

ところで、長期投資と言えば、安くなった優良多国籍企業を長期で保有するというだけの話だが、なぜそんな簡単なことがプロしかできないワザになるのか。



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