2015-08-23

アメリカはいかにして1年でG20の反米国家を駆逐したのか


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中国の株式暴落と通貨切り下げは、もはや中国経済がこのままでは成長できない局面に入ったことを意味している。中国はそれを隠せなくなった。

通貨切り下げは、中国の元を持っていればどんどん価値を失うということであり、これを避けるために中国人はいっせいにゴールドを買いに走った。

そのために現在、ゴールドが突如として値を上げるという動きになっている。

今まで中国政府が経済政策を補填するために大量のゴールドを市場で売っていた。ゴールドの暴落は中国崩壊の前兆だった。だから、ゴールドの価格は下がっていく一方だったのだ。

ところが、今度は一転してゴールドが買い上がっている。中国崩壊が「顕在化」したことによって流れが変わった。中国政府が売ったゴールドを、中国人民が買い上げている。

中国の経済減速は、中国政府をパニックに突き落としているが、このパニックは全世界に伝播しつつある。


2015年に入ってから、急激に追い詰められた中国


中国経済が減速しており、石油暴落で巨額損失を抱えて首が絞まった状態になったというのは、すでに2015年3月には分かっていた。(崩れゆく新興国経済の最後には、中国の挫折が待っている

中国は軍事的にも経済的にもアメリカに挑戦するようになり、南沙諸島を埋め立てて軍事基地を作ろうと画策し、さらにAIIB(アジア・インフラ投資銀行)でドル通貨基軸にくさびを打とうとした。

そのため、アメリカはやっと特別視していた中国をも「敵国」として認識するようになった。そういった動きが明確になっていったのが2015年5月のことだった。(アメリカと日本が共に中国を敵として認識するようになった

ちょうどこの頃、世界最大の投機家であるジョージ・ソロスがブレトンウッズ会議で「このままでは中国経済は崩壊し、ロシアと手を組んで第三次世界大戦さえも起こる可能性がある」と言っていた。(ソロス予言「中国は経済崩壊し、第三次世界大戦が起きる」

2015年に入ってから中国は明らかに追い込まれており、そしてアメリカの「敵」となったのだ。そんな中、6月に入ってから中国の崩壊がいよいよ始まった。上海株式市場が大暴落を始めたのである。(中国の暴落は世界の行方を左右する超弩級の変化になるか?

中国政府はこの株式暴落を、情報規制、売買禁止、空売り禁止という禁じ手の連続でやっとのことで封じ込めたのだが、中国経済自体が悪化している中で、株価の暴落だけを対策しても意味がない。

追い詰められた中国は、2015年8月11日になって、今度はいきなり通貨切り下げという挙に出た。3日連続でそれは行われ4.7%の切り下げとなったが、この切り下げはさらに続くと言われている。

何としてでも輸出を増やしたいと中国政府は考えているのである。ところが皮肉なことに、その最中に中国北部の輸出の拠点である天津が史上最悪の巨大爆発を引き起こして、輸出機能が物理的に止まってしまった。

問題は、中国経済の急激な悪化は全世界を巻き込んでいくということである。8月21日の世界同時株安は、こういった動きから発生したものだ。


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