2015-08-16

反米国家の未来は「終わりのないホラー映画」になっていく


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アメリカによるロシア制裁と、原油価格の暴落という出来事は軌を一にしている。そのために原油価格の暴落は、ロシアのプーチン政権を崩壊させるために行われているという見方も出ている。

また、原油価格・資源価格の暴落は、反米資源国の多くを窮地に追い込んでいる。

ベネズエラはどうなったのか。原油生産国ベネズエラは、いまやデフォルト寸前と化しており、逃げられる人間はみんな国を捨てて逃げ出している最中だ。この国は終わっている。

ブラジルはどうなっているのか。ブラジルはここ1年が正念場だ。場合によってはルセフ政権は弾劾され、崩壊する可能性もある。ブラジルは成長しているのではない。崩壊に向けて突き進んでいるのである。

あまりの惨状にフィナンシャル・タイムズはブラジル経済を「終わりのないホラー映画」と言った。

南アフリカもまた経済停滞で通貨ランドが暴落しており、国内のインフレが止まらず、雇用も悪化している。政府に対する不満は充満しており、危険な状況になっている。


反米資源国家は資源安で締め上げられ破綻していく


反米新興国の雄、中国はどうか。中国もまた2014年からロシアと共に明確に追い込まれるようになっている。

不動産バブルが崩壊し、地方政府はもはや莫大な不良債権を抱えて身動きできない。

理財商品(高金利商品)に手を出した人々は元金すらも戻らずに次々と自殺、地方政府の財政は破綻、中小企業はバタバタと倒産するようになっている。

さらに2015年6月には上海株式市場も暴落し、蒼白になった中国政府は市場の銘柄の半分以上を売ることをできないように通達し、8月11日からいきなり人民元の切り下げを行った。

すると、まるで天罰にでも見舞われたように、北京にとって非常に重要な輸出入の中心となっている天津が大爆発と共に機能を失った。

AIIB(アジア・インフラ投資銀行)をぶち上げてアメリカを激怒させたら上海株式市場がバブル崩壊、通貨切り下げを行ったらまたアメリカを激怒させて天津が爆発……。

中国はアメリカを激怒させるたびに国難に見舞われるジンクスにあるのだから、大人しくしておいた方がよかったのかもしれない。

しかし、もう手遅れだ。中国の時代は来ない。中国の崩壊はもうカウントダウンされている。

つまり、アメリカは原油安政策を取ることによって、反米国家をまとめて破綻させる戦略に出たということが分かる。アメリカの標的は中南米の弱小国家ではなく、ドル通貨基軸に挑戦しようとする中国・ロシアを叩き潰すことである。

その反米国家の多くが原油を含めた資源が国力の裏付けになっているのだから、資源を締め上げて国力を衰弱させて国家破綻に向かわせる政策は理に適っている。

これは何を意味しているのか。




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