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2015-05-26

70年前の「戦後」は終わり、次の戦争の「戦前」になった


戦後70周年の今年、私たちは「戦後が終わった」と捉えなければならない。そして、戦後が終わったというのは、どういう意味なのかを考えなければならない。

人間の歴史が戦争の連続であるということは、「戦後が終わった」というのは、「次の戦争の戦前になった」ということなのである。

日本の安倍晋三首相は2015年4月29日にアメリカで演説を行い、「新しい日米同盟の一歩」を宣言して「戦後」という状態を終わらせた。

そして、日本はいよいよ「次の戦争」の戦前に入ったのだ。

東アジアは長らく戦争がなかった。しかし、今まで70年戦争がなかったから、これからもないというわけではなく、いよいよ次の戦争の胎動が始まっていると考えなければならない。

日本は2013年に入ってから、急速に「集団的自衛権」の議論と整備を急ぐようになっている。また、憲法九条改正に向けても動き始め、国内の売国奴たちのあぶり出しも行われようとしている。


日本も「次の戦争」に巻き込まれる可能性がある


こういった動きは、もちろん日本も「次の戦争」に巻き込まれることを意味している。日本は戦争しないと決意しても、周辺国が戦争を仕掛けて来たら巻き込まれる。

戦争は、仕掛けて始まるのではなく、仕掛けられて始まる可能性もある。攻められたら、防衛しなければならない。

また、攻められると事前に知っていれば、被害を最小限に食い止めるために先制攻撃も必要となる。世の中はきれい事では動いていない。

世界は狂犬のような組織や国があるのは中東のISISを見ても分かる通りだ。平和主義者だけが存在するわけではない。危険な思想と行動を持った国も存在する。

東アジアも例外ではない。日本を憎悪する国は隣に3つもある。中国・北朝鮮・韓国。この3国とも常識も話し合いも通用せず、価値観など共有していないのは言うまでもない。

この中で最も危険な動きをしているのが中国である。

中国は膨張政策を取っており、周辺国とはことごとく衝突している。中国の海軍力は日に日に勢いを増しており、尖閣諸島でも南沙諸島でも中国の動きは非常に横暴だ。

中国は南沙諸島を勝手に海南省の中に組み込んで、それ以来、南沙諸島は自分たちのものであると宣言し、ベトナムやフィリピンと激しく対立している。

そして、中国は2014年から南沙諸島の暗礁を埋め立て、大規模な施設を建設している。2015年に入ってから、この埋め立てのピッチが非常に早くなっている。

中国がこの暗礁を埋め立てて軍事拠点として使おうとしていることが明確になったが、なぜ急いでいるのか。

米中共に、戦争は避けられないと言い始めている


CIA(米中央情報局)のマイケル・モレル前副長官はCNNのインタビューで「このままでは中国とアメリカは戦争状態となる」と警鐘を鳴らした。

しかし、オバマ大統領は相変わらず中国に対しては弱腰のままであり、オバマ政権下で中国とアメリカが戦争状態になるとはマイケル・モレル氏も考えていない。

激突が起きるとすれば、次期政権だ。オバマ大統領が何をしても問題を放置するというのは中国側にも分かっている。つまり、あとオバマ政権が続くあと2年は、中国にとっては「何でもできる黄金期間」なのである。

だから、この間に中国は軍事力を膨張させ、南沙諸島に軍事拠点を作ろうと画策している。

もっとも、このまま中国に対して何もしなければアメリカのアジアにおける覇権は中国に根こそぎ奪われる。

中国が明確にアメリカと敵対しようとしている行動を見て、オバマ政権も遅まきながら事態の深刻さに気が付いたようだ。

アメリカは偵察機を派遣して情報収集を行い、さらに「南沙諸島の埋め立てを停止せよ」と中国に要求した。

ところが、中国はこれに激しく抗議し、中国海軍もアメリカの偵察機に対して8回に渡って警告を行ったとされる。さらに、2015年5月25日、中国はアメリカにこのように述べた。

「米国が中国に人工島建設の停止を要求することをやめなければ、アメリカとの戦争は避けられない」

この恫喝をアメリカは受け付けず、次の段階では係争海域に進入する可能性があると逆に中国を牽制している。

アメリカも中国も互いに「戦争は避けられない」と言い始めているのを私たちは注意しなければならない。東アジアを巡る情勢は刻々ときな臭いものになっている。



南沙諸島の埋め立て。アメリカも中国も互いに「戦争は避けられない」と言い始めているのを私たちは注意しなければならない。東アジアを巡る情勢は刻々ときな臭いものになっている。

70年前の「戦後」は終わり、次の戦争の「戦前」に


さらに、世界最大の投機家と呼ばれるジョージ・ソロスも、このままで推移していくと世界大戦が起きる可能性が高いとマーケット・ウォッチの取材で語っている。

「中国が輸出でなく内需に経済の主軸を移したとき、そのシナリオは現実のものとなる」

ソロスはこの戦争を避けるためには「来るべき時に中国の人民元をドル並みの通貨として認めるべきだ」と言う。

しかし、これは現在のドル通貨基軸体制を自ら弱めて中国に分け前を与えよと言っているのも等しい。アメリカが自分たちに敵対する中国のためにそんなことをするわけがない。

だから、ソロスはこのままではアメリカと中国が激しく対立し、最終的には全面戦争になる可能性があると予測した。そしてそのきっかけとして、このように発言した。

「米国の軍事同盟諸国、たとえば日本と中国との間に紛争が発生したとすれば、第三次世界大戦が始まるといっても、過言ではないだろう」

中国は日本をも照準に合わせており、日本が憲法九条を守ろうが改正しようが、集団的自衛権を制定しようがしまいが、お構いなく領土侵略を実行してくる。

日本国内の売国奴を手なずけて日中友好を唱えながら油断させて、日本の領土を尖閣諸島、沖縄と、ひとつひとつ狙ってきている。

戦後70周年目に入ってから、明らかに「次の戦争」が用意されようとしている。70年前の「戦後」は終わり、次の戦争の「戦前」となったのだ。



ジョージ・ソロス。「米国の軍事同盟諸国、たとえば日本と中国との間に紛争が発生したとすれば、第三次世界大戦が始まるといっても、過言ではないだろう」と発言した。

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