2015-04-26

正しい企業に投資して保有する「シンプルな投資」で9.6億円


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最近、私が面白いと感じた人がいる。「ロナルド・リード」というガソリンスタンドで働いていた92歳の白人の老人だ。

ロイターによると、ロナルド・リードはバーモント州のガソリンスタンドで働いていた、ごく普通の何の特徴もない、とても目立たない老人だった。

1940年にバーモント高校を卒業し、第二次世界大戦中は北アフリカやイタリアに出兵していた。それ以外は国外に出ることもなく、馴染みのバーモント州で細々と生きてきたという。

彼は良き市民だったが、それほど目立つ人生でもなかった。

彼は質素な生活をして、同じく質素な生活を好むごく普通の女性と結婚した。最初は兄と一緒に自動車修理工で働いていたが、そのビジネスはうまくいかなかった。

その後、彼はJCペニーというデパートの用務員の職を得た。臨時のはずだったが、彼はそこでずっと真面目に働いてきた。そこを退職すると、今度はガソリンスタンドで清掃人としての職に就いた。


何も持たなかったはずの老人が読んでいたもの


ロナルド・リードは派手なことも、目立つことも、贅沢することも好まなかった。

食事も、地元のコーヒーショップで軽く取り、車もトヨタ・ヤリス(日本名ヴィッツ)の目立たない小さな車に乗り、駐車場代を浮かすために、わざわざ遠いところに停めて小銭を浮かしていた。

彼はすり切れてよれよれのフランネルのシャツを着て、穴の開いた野球帽をかぶって過ごしていた。ときにはホームレスに間違えられることもあった。

あまりの貧相な格好に同情した女性が、彼にニット帽を編んでプレゼントしたこともあれば、朝食をおごる人もいたほど、彼の格好は貧相だった。

ロナルド・リードの同僚は、彼が「斧で薪を切ったりするのがうまい」くらいの印象しか持たなかったという。ユーモアに富んでいたが、取り立て目立つ存在ではなかったのだ。

そんな彼に、不似合いな趣味な趣味があった。それは、彼がいつも「ウォールストリート・ジャーナル紙」を読んでいたということだ。

ウォールストリート・ジャーナルは投資新聞である。貧相な格好の節制をしながら生きている老人とウォールストリート・ジャーナルの組み合わせは確かに妙だった。

ところが、この投資新聞を読む彼の姿こそが、まさに彼の「裏の顔」だったのである。ロナルド・リードが死んだ時、その遺産を調べた管財人は驚愕した。

彼の家に保管された株式は95銘柄あったが、その価値は時価にして8ミリオン・ドル、すなわち120円換算で言うと9.6億円もの資産だったのである。



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