2015-04-04

隣人がこの「7つの妄想」を持っていたら急いで関係を切れ


人間は「現実」を見て生きるべきだが、現実ではなくて「妄想」の世界で生きる人もいる。

その妄想が自己完結して人に害を与えないものであれば誰がどんな妄想を見ようがその人の勝手だ。しかし「妄想」に囚われた人間は、しばしば他人を巻き込んで問題を起こす。

自分の「妄想」に他人を引きずり込み、現実ではないことで他人を恨んだり、妬んだりするのである。

「妄想」を信じ込んでいる人には何を言っても無駄だ。現実を突きつけても、それ自体が歪んだ解釈で捉えられる。どうしても分かり合えないのである。

むしろ、現実を突きつければ突きつけるほど話を聞かなくなり、もっとひどい「妄想」の世界に入り込んでいく。そういった人間が隣にいたら、それこそこちらに被害が及ぶ。

妄想を持った人間は、しばしば隣人を自分の敵として認識し、こちらのすべての好意を悪意として捉える。「妄想」とひとことで言っても、いろんな種類があるのだが、どんな妄想があるのか。


(1)「自分は偉大だ」と信じ込み、相手に強要


まず最初に、ごく普通の人間にしか過ぎない自分のことを「優秀で、偉大で、穢れなき存在だ」と思い込む妄想がある。この「誇大妄想」が一番厄介だ。

こういった誇大妄想を持っている人間が「自分が偉大だ」という時は、つまるところ「自分はお前よりも格が上だ、俺を敬え、逆らうな、へりくだれ」と叫んでいるのと同じである。

人間関係を「上下関係」だとか「年長関係」だとか「力関係」でしか捉えられない人間は、しばしば自分の身を守るために自分を「上の人間」にしたがる。

自分が大したことがなくても、何でもいいから「自分が大した存在である」という演出をする。肩書きを偽装したりするのも、そういったところから来ている。

「兄弟の契(ちぎり)」なるものを結んで、自分が兄であると言って、兄の自分に尽くせ、という奇妙奇天烈な理屈を主張することもある。

そして、いったん自分が「上」になる何かを見つけたら、その世界で本当に自分が偉大だと自分で信じ込もうとする。そして、相手にもそれを信じさせようとする。

(2)「優秀な民族の末裔だ」と信じ込む妄想


自分が大したことがなければ、「自分が優秀な民族の末裔だ」と勝手に思い込むこともある。「自分は歴史も知名度もある高貴な一族の出身だ」と思い込む人間もいる。

そうでなくても、そうだと思い込み、本当にそう思われるように「なりすまし」をする人すらもいる。なりすましをするために、名前を変えることも厭わない。

大したことがない自分を大した人間だと思わせたいという安っぽい自尊心がそこにある。そんな自尊心のためには、名前を変えることくらい何ともない。

惨めで、何もない「本当の自分」を絶対に認めることができない。だから、何とかして自分が「大した人間なのだ」と世間に認めて欲しい。

そして、「優秀な民族の末裔だ」と信じ込んだり、なりすましたりするのである。嘘でも何でも、相手がそう思い込めばいいので、そう思い込ませるために何でもする。

逆に、相手は猿だとか犬だとか豚の爪だとか、そんな風に思い込むようになる。

(3)「自分は神、予言者」と思い込み、相手に強要


こういった誇大妄想の突き抜けた先にあるのが、「自分は神だ」という究極のなりすましだ。

「自分が神だ」と言えば奇跡を見せろと言われかねないので、それを避けるために「自分はキリストの生まれ変わりだ」「自分は予言者だ」と主張する人間もいる。

そのために、すでにある宗教を騙り、その宗教の教義を自分の都合の良いように曲解することも平気でする。まったく逆の教義にしてしまっても何とも思わない。

目的は「自分が神だ、預言者だ、教祖だ」と思われることなので、内容自体はどうでもいいのである。

神だと思われたい。そして、ちやほやされたい。君臨したい。こういった人間は、しばしば実際に「神だ、予言者だ」と放言してカルト教団の教祖となり、信者の上に君臨する。

そして、信者からすべての財産を奪い、女性の身体を奪い、自分に絶対的な服従をすることを執拗に説く。

「自分は神だ」と思っている人間は、そう騙っているうちに、本当に自分が神だと信じ込む人間もいる。その異常性は想像を絶するものがある。本来であれば精神病院に行かなければならない人間である。

(4)愛されていると信じ込む自分勝手な妄想


こういった異常な妄想を持った人間は、男女関係になると必ず「自分は愛されている」と一方的に思い込む。

自分が気に入った相手が見付かると、「自分が好きなのだから、相手も好きなはずだ」「自分は愛されるはずだ」と勝手に思い込むのである。

「自分は偉大なので、好かれないはずがない」と勝手に思い込み、勝手に燃え上がる。

極度の誇大妄想で現実が見えなくなってしまっているので、好かれていないどころか、むしろ嫌われているということですらも見えない。

現実は、絶対に見ない。精神構造的に、現実が見えないようになっている。そこで、朝から晩まで、相手を追いかけ、ストーカーのようになっていくのだ。

相手を無理やり自分のものにすることも多く、実際に自分のものにすると、相手が気に入らないと殴りつけてでも自分に従わせる。

相手よりも自分の方が「上」なのだから、相手は奴隷のように従わなければならないと思い込んでいるのだ。恋愛も、妄想を持った人間にとっては、上下関係なのである。

(5)何でもかんでも、被害者と思い込み相手を恨む


しかし、現実を見なくても、現実は突きつけられる。妄想で頭がおかしくなっている人間が最も恐れるのは「現実」である。

本当の姿は、暴露されてはならないものなのだ。知られてはいけないものであり、捏造しなければならないものである。

なぜなら、それが知られてしまったら、自分がちっぽけで安っぽい存在であるということがバレてしまうからだ。

しかし、それでも事実を突きつけて来る人間がいるかもしれない。突きつけられても、事実を受け入れることは絶対にない。逆に「自分は無理難題を言われて被害を受けている」と感じるのである。

自分に都合の悪いことはすべて「他人の陰謀・捏造のせい」だとして考える。そして、謝罪と賠償を要求せずにいられなくなっていく。

相手が気を遣って謝罪しても、「100回でも謝罪しろ」と言い出す。「自分は1000年に渡って被害者だ」と言い出す頭のおかしな人間も出てくる。

(6)「人に見られている」と思い込むようになる


被害妄想がこじれていくと、誰かが自分のことを「じっと観察している」「一挙一動が見られている」と思い込むようになる。

そして、誰かが自分のアラ(本当は現実)をその一挙一動で見抜こうとしていると思い込む。

妄想で頭がおかしくなっている人間が最も恐れるのが現実なのだから、自分が張り子の虎であることを見抜かれるのが怖い。それを恐れるあまり、誰かが悪意を持って自分を見つめていると思い込むようになる。

他人が自分に関心を持っていないというのが分からない。なぜなら、「世界は自分が中心に回っている」と妄想で思い込んでいるからだ。

この「他人に一挙一動を見られている」という妄想がこじれていくと逃げ出す。しかし、どこに逃げても、誰かが自分を追ってきていると思い込む。

自分の誇大妄想、自分の嘘、自分の捏造、自分の本当の姿を探ろうとしている危険な人間が、自分を24時間監視していると思い込むこともある。

(7)自分が裏切られていると確信して相手を恨む


誇大妄想で頭がいっぱいになっても、世の中は自分の都合よく動いていない。いくら自分が偉大だと叫んでも、それを誰も認めない。世間から嘲笑を受けることもある。

しかし、現実に目覚めることは決してない。

自分は「裏切られている」と思い、自分の持っていないものを持っている人間を、気味が悪いほど執拗に、そして粘着的に嫉妬する。恨(はん)の心を持つのである。

この恨(はん)で相手の一挙一動を見つめて嫉妬に狂う。嫉妬のあまりに相手を恨み、憎悪し、相手を羨望しているのに、相手の存在を妬む。

自分を卑小に見せる相手が許せなくなる。そして、いつしかその恨みの相手を敵だと思い込む。

こんな「妄想」に狂っている人間はいるのだろうか。

もしかしたら、あなたの隣にいるのかもしれない。仮に、隣人がこの「7つの妄想」を持っていたら急いで関係を切らなければならない。

なぜなら、確実に、そして絶対的に被害がこちらに及んで来るからである。世の中は、「人類、みな兄弟」などと言ったきれい事で動いていない。価値観が共有できていない相手とは、急いで関係を断たなければならない局面がある。



世の中は、「人類、みな兄弟」などと言ったきれい事で動いていない。価値観が共有できていない相手とは、急いで関係を断たなければならない局面がある。

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