2015-03-11

ISISの殺人教育を受けた子供がイスラエル人を処刑する


シリア・イラク一帯を暴力で染め上げている異様な殺人集団ISISは、2015年3月10日、ひとりのイスラエル人を処刑したとして、一本の動画をインターネットに上げている。

このイスラエル人は2014年にトルコからシリアに渡ったとされているが、まだ19歳だった。

この19歳のアラブ系イスラエル人をISISはイスラエルのスパイであると主張し、ISISの基地や武器や兵士の情報を盗み取っていたと非難している。

もっとも、ISISの言う通りに言わないと拷問されたり即座に殺されたりするわけだから、スパイでない人間もスパイであると言うのはお馴染みの光景だ。人質が動画の前で何を言っていても信憑性はない。

いずれにせよ、ISISはこの19歳のイスラエル人がモサドのスパイであるとして、このイスラエル人を処刑した。

人々が驚いたのは、この19歳のイスラエル人を処刑したのが、10歳前後の「少年」だったことだ。ISISは、今や少年を処刑人として使っているのである。


子供たちは、「生まれながらのテロリスト」になる


ISISが現地の少年たちに殺人の英才教育をしているのは、2014年から知られていた。

先進国の子供が、学校で算数や国語を習うように、ISIS配下の子供たちは、人間の首の切り方や、銃の撃ち方を教えられている。

子供たちは、「生まれながらのテロリスト」になる。(銃を持ち、生首を蹴れ。殺人の英才教育を受ける子供たち

ISISが支配する世界は、暴力と殺戮が蔓延する異様な世界である。しかし、そこで生まれ育っている子供たちは、それを見て日常生活を送るわけで、私たちのようにそれが「異常だ」と認識しているとは限らない。

異常どころか、暴力社会が「ごく普通の日常」であると思い込んで生きているはずだ。

そこに、ISISが殺人を肯定し、暴力を行使する教育をするわけだから、子供たちが暴力に染まっていっても何の不思議もない。

かつて、原始共産主義を標榜して子供たちを親から引き離して殺人教育をしたのはカンボジアのポル・ポト政権だった。

この「ポル・ポトの子供たち」は、たった1年の教育でポル・ポト派を支える重要な殺人兵士になっていったのはよく知られている事実だ。

彼らはポル・ポト派に反抗する大人を、ワニのいる池に突き落として生きたままワニに食われるのを見て喜んでいた。教育が、そのような「成果」を生み出したのだ。子供は、殺人をもそれを教えられると吸収していくのである。





そこに、ISISが殺人を肯定し、暴力を行使する教育をするわけだから、子供たちが暴力に染まっていっても何の不思議もない。

大人は素直な子供を「消耗品」として使っている


アフリカでも子供たちが戦場の最前線に立たされて、実際に殺人をしている。

子供と言えども銃の引き金を引けば人が殺せるのだから、教えられれば立派な兵士となる。

大人は素直な子供を「消耗品」として使い、戦場の一番危険な最前線に立たせているのである。(地獄の戦場に生きる少年兵士。子供たちが、互いに殺し合う

ISISも、早くから子供たちを「消耗品」として使うことを覚え、さらにはそこで生き残った子供たちを自分たちの殺人世界の継承者とすることを考えている。

それこそが「教育の成果」である。

世界中の、異常なカルト集団、偏った思想集団、偏った国家が、それぞれ子供の教育に熱心なのはなぜか。それは、子供はどんな異様な教えであろうと、それを教育として教えられたらそのまま批判精神もなく吸収していくからである。

日本では、かつてオウム真理教という異様な集団が、信者を洗脳に次ぐ洗脳で教祖を神のように崇める集団組織に仕立てあげていた。

大人でさえも洗脳されれば、異様な世界が異様ではなくなってしまう。(17年経っても消えないマインド・コントロールの恐ろしい手口

それが子供であれば、どんな結果になってしまうのか、そんなに深く考えなくても想像がつくはずだ。今、まさにISISの支配下で、そんな「異常教育」が着々と進められているのである。そして、子供たちが「生まれながらの殺人者」として育っている。



今、まさにISISの支配下で、そんな「異常教育」が着々と進められているのである。そして、子供たちが「生まれながらの殺人者」として育っている。

一生消えることがない人生を貫く思想となる


教育を支配されると、その子供が大人になったとき、その国は教育に沿って変質していく。

東アジアでは中国・韓国が「日本人は悪魔だ。日本人を憎め」という強烈な反日教育を行っているが、その結果として、現在の中国・韓国の底なしの日本憎悪が生まれている。

それは「教育」の結果なのである。だから、日本は謝罪をしたら一件落着になると甘く考えない方がいい。教育で叩き込まれたものは、真面目な子供であればあるほど一生消えることがない人生を貫く思想となる。

中国・韓国で反日が教育として行われ続けているということであれば、やがて彼らが日本人を殺しに来ても、それで驚く方がどうかしている。

仮に日本の教育が歪んでいて、たとえば日本を愛さないような教育を行っていると、子供たちは本当に日本を愛さない子供となって育っていくだろう。

子供は大人の教育を批判精神なくそのまま吸収していく。そして、子供は素直に「今の世界」にチューニングして生きる。そして、子供は言われたことを「うまくやろう」としていく。

ISISのように殺人を教えられた子供は、素直な子供であればあるほど殺人鬼になる。反日を教えられた子供は、やはり日本憎悪に凝り固まっていく。嫌日を教えられた日本の子供は、日本が嫌いになっていく。

子供の脳の白いキャンパスに大人が書き殴ったものが、子供の人生を貫くのだ。そんな子供が大人になったときは自分が「洗脳された結果そうなった」と思う人はほとんどない。それが自分の生まれながらの考え方だと考える。

子供には善悪は関係なく、異常も異常と思わない。子供は自分が生きている今の社会が「普通」と思う。だから、教育というのは恐ろしいのである。

殺人教育を行っているISISは、まだ組織として生き残っており、堂々と活動している。時間が経てば経つほど取り返しがつかなくなるというのは、この「ISISの子供たち」を見ても分かるはずだ。



これがISISの教育だ。殺人教育を行っているISISは、まだ組織として生き残っており、堂々と活動している。時間が経てば経つほど取り返しがつかなくなるというのは、「ISISの子供たち」を見ても分かるはずだ。

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