2015-02-23

貧困化する社会、できて当たり前の生活防衛「30のリスト」


もう今の日本は、何も考えないで漫然と生きていたら、誰もが貧困に落ちてしまう厳しい社会となっている。

誰も彼も正社員になれる時代も終わった。正社員が定年まで会社に居られるのが当たり前の時代も終わった。歳を取れば自然に給料が上がる時代も終わった。

激甚な競争社会は社員間の競争も激しくなる一方だが、同時に企業間の競争も激しくなっている。今日の優良企業は、明日の破綻企業になってもおかしくないのだ。

企業が傾けばたちどころにリストラが始まり、そんな中で何とか立ち直った企業は、次の失敗に備えて好況時にもリストラをするようになる。

また、社員を抱え込むとコストが膨れあがるので、最初から人を入れる時は非正規労働で入れることになる。

こういった社会情勢が同時並行的に起きているので、ほとんどの人が影響を受けている。その上に、国家財政の負債が膨れあがっているので、行政や社会福祉の削減や、さらなる増税も忍び寄って来ている。


99%の日本人の「生き方のテーマ」とは何か?


一方で、成功した人は強者総取りになるので、信じ慣れないほどの富を一瞬で稼ぐことになる。

すでに、世界の富の50%近くはわずか1パーセントの超富裕層が保有する。

これは、2015年のダボス会議の資料にも書かれていたと言われているが、格差の拡大は今後も極端を目指し、猛烈なまでに開き続けることになる。

ほとんどの人は、この「1%」に入っていない。猛烈なまでの格差社会の中で揉まれ、社会変動の直撃を食らう。もう日本人の多くが貧困に落ちてしまっている。

まだまだ大丈夫だと思っているうちに、それはあっと言う間にすべての日本人を飲み込んでいったのだ。(貧困の拡大が他人事だと思っているうちに、手遅れになる)

従って、99%の日本人の生き方のテーマは、「いかに極貧に落ちないように生活防衛するか」というものになる。あるいは、「貧困から抜け出すために、何をしたらいいのか」というものになる。

生活防衛ができて土台が固まってから攻撃もできる。土台ができていなければ、世の中に果敢に挑戦していく以前に、自立することすらもままならなくなる。

ただし、生活防衛とは言っても、別に何か特別なことをしなければならないわけではない。貯金し、節制し、きちんと働くと言った「当たり前のことを、これまで以上にきちんとやっていく」しかないのである。

右肩下がりの時代、つまり、リストラや収入減が恒常化する社会では、この「当たり前」をいかに突き詰めることができるかが、生死の境目となる。

「できて当たり前の生活防衛」30のリスト


突き詰めなければならない「できて当たり前の生活防衛」とはどのようなものなのか。それは、以下のようなものである。

(1)貯金をすること
(2)無駄なものを買わないこと
(3)ローンや借金をしないこと
(4)稼げない仕事は続けないこと
(5)稼げる仕事は辞めないこと
(6)専業主婦にならず、共働きすること
(7)贅沢しないこと
(8)仕事を楽しむこと
(9)休息を取ること
(10)肉体的・精神的な病気にならないこと
(11)怪我をしないこと
(12)見栄を張らないこと
(13)役に立つ勉強すること
(14)引きこもり、ニートにならないこと
(15)タバコ・アルコール・ドラッグに溺れないこと
(16)ギャンブルに溺れないこと
(17)ゲーム・テレビ・ネットの娯楽に溺れないこと
(18)セックスに溺れないこと
(19)友人を選ぶこと
(20)相談相手を持つこと
(21)自分の味方を作ること
(22)金のかかる趣味に没頭しないこと
(23)自暴自棄にならないこと
(24)ごく普通の生活をすること
(25)貧困から抜け出すために何ができるか考えること
(26)社会のせいにしないこと
(27)他人のせいにしないこと
(28)投資能力を磨くこと
(29)才能を磨くこと
(30)シンプルに生きること

だから、「当たり前の生活防衛」に意味がある


日本人が貧困に落ちていくのは、今の社会に問題があるというのは間違いない。

高度成長期からバブル崩壊までの40年近くの時期を経験してきた人たちから見ると、今の社会は問題だらけであると言っても過言ではない。

経済発展する時代の中では、ぼんやりしていても、宵越しの金を持たなくても、終身雇用で年功序列だったので何の問題もなかった。借金して土地を買っても、土地は必ず上がったので、いつしかペイできていた。

適当に生きていた人間でも、ぼんやりしていた人間でも、ただ朝起きて会社に行っていれば、それなりに生きていけた。

そんな社会を通過してきた人間が現代を見ると、何もかもが通用しなくなっていることに愕然とするはずだ。確かに、どんどん社会情勢は悪化して、生きにくい世の中になっている。それは否定できない事実だ。

しかし、「社会が悪い」「政治家が悪い」「時代が悪い」と言っても、それで救われるわけではないし、誰かが助けてくれるわけではない。

社会が悪くても、状況が絶望的でも、私たちはその中で生きていかなければならない。

だから、「当たり前の生活防衛」に意味がある。貧困に落ちないためにも、落ちても這い上がるためにも、持っている貯金を維持するにも、それは重要だ。

今は順調でも、誰もが何らかの躓きで生活に問題を抱える日が来る。莫大な資産があっても経済崩壊に巻き込まれてすべてを失った人もいる。

「できて当たり前の生活防衛」のすべてをクリアする必要はないが、大部分はクリアしておく必要がある。あなたは、果たして悪い時代に生き残れるだろうか?


状況が絶望的でも、私たちはその中で生きていかなければならない。

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