2015-02-02

テロに便乗して政権批判を煽動する「内なる敵」が存在する


日本人はイスラム国(IS)にふたりの日本人を殺されているが、中東全域では、このイスラム国が過激な暴力を繰り返しており、1ヶ月に9000人近く死亡していると国連やNPOは推測している。

もちろん、取材に行けば拉致されて斬首されるのだから、誰も現地に入れない。その結果、そこで実際にどれくらいの人々が死亡しているのかは誰にも分からないのが実態だ。

また、アメリカもこの超過激テロリスト集団に空爆を繰り返しており、米中央軍のオースティン司令官は2015年1月22日に、戦闘員を6000人は殺害したとしている。

中東に死と暴力が蔓延している。

2014年6月29日に、アブバクル・バグダディが勝手に国家樹立宣言を行ったイスラム国(IS)は、大量殺戮グループであり、その残虐な殺戮をアピールすることによって、各国政府を動揺させている。

彼らは他国の人質を取り、インターネットを通じて、敵対国の国民を巻き込みながら、その国の政権に無理難題を突きつけている。


自らの虐殺を敵対国の政権の責任にするテクニック


そして最後に人質を殺害し、「お前たちが要求を聞かなかったのだから、こうなった。お前たちが悪い」と相手政府に責任をなすりつける「戦略」に出ている。

人質を取って、その人質を残虐に殺して「お前が悪い」というのは、テロリスト特有の「戦略」なのだ。

本当はテロリストが人質を解放すればいいだけの話だが、殺しておいて敵対国のせいだと声高に叫ぶのだから、完全なる責任転嫁である。

これこそが、戦わずして敵対国を動揺・崩壊させる古典的なゲリラ戦法だ。「お前たちの政権が対応を誤ったからこのようなことになった。お前たちの政権が悪い」と叫んで、批判の矛先を巧みにズラすのである

敵対国に自分たちの同調者がいると、その同調者がテロリストから目をそらし、「我々の政権が悪いのだ」とすり替え論法を駆使して大騒ぎする。これもまた、昔からよく使われるスパイの内部工作の煽動だ。

(1)外部から「お前たちの政権のせいだ」と叫ぶ。
(2)内部から「我々の政権のせいだ」と共鳴する。
(3)内外で政権批判を連日繰り返して政権崩壊させる。

日本人の人質が発覚してから殺害されたとされるこの期間で、日本でもイスラム国(IS)の煽動に乗って、激しく政権批判をする内部工作者が、政治界・言論界・市民団体の中に存在することが炙り出されている。

彼らはテロリストに同調して、国家転覆を謀っているのだから、まぎれもなく準テロリストである。テロリストを責めるのではなく、自国政権を責めるのだから、破壊工作員と断定してもいいのかもしれない。

組織を破壊するために破壊工作者が行う手口とは


内部工作者の仕事は、組織を弱体化させることだ。彼らは、国や行政や教育や報道や企業の内部に潜り込んで、そこから自らが潜り込んだ組織の弱体化に向けて動き出す。

組織を破壊するためにはどうするのか。

組織というのは、一致団結している時が最も強い。統制の取れた組織というのは機能している証拠である。

だから、組織を破壊する内部工作者の仕事は、組織の団結を弱めるために様々な不協和音をばらまいて、組織に対する疑心暗鬼を生み出すことである。そして統制が取れなくする。

工作者自身は、あたかも組織のことを考えているように振る舞いながら、裏側では組織が崩壊するように次々と組織内の人々を対立させていく。そして、組織全体を弱体化したあとに崩壊に導くのである。

巨大組織に内部工作者が取り付くと、いずれ彼らが破壊分子となって組織は自壊していく。

日本が弱体化しているということは、日本の中枢組織に内部工作者が寄生虫のように取り付いて、癌のように増殖しているということでもある。

不協和音をばらまいて組織の破壊を煽動し、組織が充分に弱体化したところで組織のトップを乗っ取り、組織そのものを変容させて崩壊させていく。

国家転覆の工作が日本で行われているというのは、民主党政権時代の売国政策を見ても分かる通りだ。

2009年から2012年の3年間で、日本はもうそのまま崩壊してしまうのではないかと思うほど弱体化してしまったが、日本の中枢が破壊工作者の内部工作で自壊させられたのだから、弱体化して当然だったのだ。

日本には「外の敵」と「内の敵」の2つが存在する


暴力組織のテロ戦略に便乗して日本の内部からも政権を動揺させようとしている人間は、日本の破壊工作者である。彼らは日本を破壊させるために何でもする。もちろん、暴力に狂ったテロリストをも利用する。

そして、壊れたレコードのように朝から晩まで政権批判を繰り返して、国民を眠らせない。

彼らはいかにも日本のことを考えているように見せて、巧みにテロリストよりも自国の政権の方が悪いように世論をすり替えていく。

そして、マスコミの電波に乗って批判の声を増幅させる。そうやって、外側にいる過激派テロリストと共に自国を動揺させようとする。

一部では、「イスラム国(IS)のテロ組織が日本で無差別テロを起こすのではないか」という懸念も述べられている。

それに比して、テロリストの主張に便乗して一緒に政権崩壊を煽動している内部工作者の懸念は、ほとんど伝えられることはない。危険な人間が、むしろ隠されている。

危険なテロリストの暴力が世界中に拡散している中、日本もいよいよ巻き込まれているが、日本には「外の敵」と「内の敵」の2つが存在することは覚えておくべき事実だ。

(1)外部から「お前たちの政権のせいだ」と叫ぶ。
(2)内部から「我々の政権のせいだ」と共鳴する。
(3)内外で政権批判を連日繰り返して政権崩壊させる。

果たして、日本の内部の敵とは誰なのだろうか? 人々の発言を注意深く見聞きしたとき、あなたも内部の敵を発見するだろう。





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