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2014-05-11

貧困から抜け出すための最初のステップはたった1つだけだ


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世界中のスラムを見て、貧困者の群れの中で暮らし、貧困がもたらす害悪を見つめていると、いくつか浮き彫りになって分かってくることがある。

貧困者が一番「金を貯めなければならない」のに、肝心な貧困者が一番「金が貯まらない」のである。

自分が、家族が、そして子供たちが生きていくだけでも必死だ。低賃金や失業を余儀なくされて、金を貯める余裕などまったくない。

金を持っていたら、いっせいにまわりが金を貸してくれ、助けてくれ、何とかしてくれとタカってくる。なくなるまで、タカり続けてくる。

貧困者のスラムは互いに助け合って生きており、それによって福祉の乏しい世界で病気になって働けない人たちや障害を持った人たちも必要最小限でも生きていける。

しかし、逆に言えばその相互扶助の中で生きるということは、自分の持っている金が一定額を超えると、必然的にコミュニティに吐き出させられるということでもある。


極限の貧困の中では、負のスパイラルが充満


こういった環境の中で生き続けているとどうなるのか。毎日毎日、金に追われ、貧困に追われ、夢も希望も失い、最後には静かなあきらめと自暴自棄が生まれていくのである。

自暴自棄に陥ると、金を貯めて何とかしようという気力も向上心も失われる。

世界中の多くのスラムで、男が昼間から酒を飲み、昼間から路上で博打をして遊び、乏しい金をさらに散財する姿を、私はこれでもか、これでもかと見せつけられてきた。

女たちが必死で働いている横で、男たちが酒と博打で右から左に使ってしまうのである。自暴自棄が男たちの中で蔓延してしまっているのだ。

さらに、悪いことがある。自暴自棄の中で散財していると、どうしても金が足りなくなるので、多くの人が誰から何かしらの借金をする。

そうすると、その借金がいつまで経っても返せなくなる。次第に、借金を返すために借金をすることになり、一度はまった借金は減るのではなく、極限まで膨れあがっていくのである。

だから、スラムの住民たちは切羽詰まって犯罪者になっていく。あるいは、妻や娘を人身売買業者に売らざるを得ない羽目に堕ちていく。

極限の貧困の中では、そういった負のスパイラルが充満しているのだ。そんな中で貧困に堕ちた人たちと一緒にいると、もし自分がここで無一文で放り込まれたら、果たしてどうやって生活を向上させることができるのかと、よく考えた。

この世の中は、何が起きるのか分からない。私も、そしてこれを読んでいるあなたも、明日は国や社会と共に貧困に転がり堕ちるかもしれない。

どうやって貧困から抜け出すのかというのは、他人事ではないのである。



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