2014-02-08

巨大で深刻な災害はさらに増えて、現在の2倍になっていく


自然災害が引き起こされると、その被害は保険会社が支払うことになる。

したがって、自然災害が起きるのか起きないのか、どれくらいの保険料が適切なのか、保険会社は非常にシビアに自然災害のデータを研究する。

それによって、保険料の増減を決まる。予測に失敗するか会社が吹き飛ぶ可能性もあるので、保険会社のデータ分析は会社の存続がかかっている。

だから、保険会社によるデータは非常に信憑性が高い。

ミュンヘン再保険は、"Natural catastrophes worldwide 1980 – 2012"というデータを出している。それを見ると、災害数はほぼ2倍以上になっていることが明確に記されている。

ここ最近、自然災害が多いと感じるのは気のせいではない。

1980年から2012年の推移を見てみると、自然災害は毎年の増減はあるのだが、基本的に右肩上がりで増えている。


今後はさらに増えて、現在の2倍になっていく


日本も異常気象が続出している。2014年2月8日、東京にも数十年ぶりの豪雪が来て大混乱しているが、夏は酷暑、冬は酷寒が日本の標準気象になってしまっている。

水害による被害も多くなっている。雪は水が氷になったものだから、豪雪も実は形を変えた「水害」であることに気付いている人も多いかもしれない。

水害と言えば、ここ数年、日本を悩ませているのが、いきなりやって来て、一瞬のうちに数十日分の雨量を一気に叩きつけるゲリラ雨だ。

東南アジアではこういった降り方をする雨をスコールと呼んでいるが、このゲリラ雨は、見るところ熱帯地方のスコールとほぼ同等のものである。

ゲリラ雨が来る日は必ずうだるような猛暑があるが、最近の猛暑も度を超していて、2013年8月12日は、高知県四万十市で気温41.0度を観測していた。

各所で40度超えが当たり前になり、日本各地で猛烈なゲリラ雨が降りしきって死者も出ている。そして、冬になると今度は豪雪が日本を襲いかかる。

毎年毎年「史上最大」「史上最悪」「100年に1回」の巨大災害が起きている。そして、この巨大災害は、今後はさらに増えて、現在の2倍になっていくと保険会社は予測している。

1980年から見ると、すでに2012年は2倍になっている。今後はもっと増えるのだ。

毎年のように災害が巨大化・激甚化しているのだが、もうあまりにも「史上最大」の数が多すぎて不感症になってしまった人も多い。

しかし、もちろん一歩間違えれば、夥しい人々が一瞬にして死亡するような大惨事になる可能性が高くなっているわけで、本当は不感症になるべきものではない。

2014年2月8日。数十年ぶりの豪雪に覆われた東京。

「地震の予測は不可能だ」と科学者は言った


日本でも水害が増えているが、日本が深刻なのは、世界でも有数の地震大国であることだ。

日本は2011年3月11日に震度7レベルの地震が起きて、日本史に残る最悪の被害を経験している。しかし、それで終わりではない。

日本は活断層が無数に走っているので、次の地震は日本のどこで起きてもおかしくない。しかも、同規模レベルの地震が再度起きる可能性が高いと予測されている。

ただ、それが「いつ、どこに」来るのか、分からない。

地震予知はさまざまなタイプの科学者・研究家がさまざまな方法を駆使してそれを追究しているのだが、信頼性があるものはいまだにない。

イタリアでは、大地震予知に失敗した科学者6人を2012年10月22日に実刑判決にして物議を醸したことがあった。それほど当たらないのである。その時、世界中の科学者が彼らを擁護してこのように言われた。

「事実上、地震の予測は不可能なのに、科学者を処罰できるのか」

この言葉にすべてが集約されている。科学界はこう言っているのだ。「事実上、地震の予測は不可能だ」

予測は不可能だし、緊急地震速報もまた不完全だ。2013年8月8日に気象庁が出した誤報は規模が大きかったゆえに批判も浴びた。

ノイズが原因だということで、システムの調整は為されるが、そうだとしても、こういった誤報はこれからも起きるのは間違いないと言われている。(巨大パニックが何らかの形で引き起こされてもおかしくない



「いずれ、自分が巻き込まれる」と思っておく


災害は明確に増えており、世界中どこにいても、何らかの形で巻き込まれる可能性は非常に高い。

重要なのは、それが「いつ・どこで・何が」起きるのかを当てることではない。災害予測はゲームではないし、ましてお遊びでもない。

本当に重要なのは、自分がそれに巻き込まれる可能性があることである。

災害に巻き込まれるというのは、あらかじめ起きるのが分からないから巻き込まれるのであって、分からないから避けることはできない。

だから、いつ何が来るというのは、本当のことを言えばそれほど重要なことではない。自分の力が及ぶ限り、その場を何とか生き残るように努力し、あとは運に任せるしかない。

災害が来れば、もはや他人はアテにできないから、まさに生きるか死ぬかは自分の力と運で決まると言っていい。

災害が爆発的に増えているのは、もはやデータとして出ている。原因は諸説があるが、地球に何か異変が起きているのは誰も否定していない。

だからこそ「いずれ、自分が巻き込まれる」と思わなければならない。

・災害が起きればどうするのか。
・自分はどう逃げるのか。
・家族とはどう連絡するのか。
・食糧はどうするのか。
・逃亡ルートはどうするのか。

次の大震災がいつ来るのかも分からないが、必ずそれはやって来て、あなたに襲いかかる。

「いつ来るか」にとらわれてはならない。いつか来るのだから、巻き込まれたら生き残り、いかに復活できるかを考えるしかない。




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