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2013-11-30

2013年度版「失敗国家・崩壊国家」上位10位は、この国家だ


世の中には、絶望的に国家運営がうまくいっていない国がある。政治も行政も機能しないで無法地帯となり、大量虐殺やレイプや飢餓が蔓延し、貧困が国中を覆い尽くし、人々が安心して暮らせない国……。

こう言った国は「失敗国家」とか「崩壊国家」と呼ばれているのだが、世界各国でそういった地獄のような国家があちこちに存在しているのである。

それは、この地球上のどこにあるのか?

そろそろ2013年も終わるが、この地球上で「生きるのに最悪だ」と烙印を押されている国家、いわゆる「失敗国家」の2013年度版を紹介したい。

これは、FFP( The Fund For Peace )という団体が、毎年発表しているものである。

FFPは、国家暴力を防止し、安全保障を促進するために活動している独立系NPO団体で、「失敗国家」「破綻国家」「崩壊国家」を客観的に知るのに最適なサイトになっている。


「失敗国家」の2013年度版


失敗国家とひとことで言っても、実際にはどの部分で失敗しているのか。このFFP( The Fund For Peace )では、12の指標を見ている。簡単に言えば、以下のような指標だ。

(1)人口圧力の増大
(2)難民や避難者の大規模な傾向
(3)暴力集団・不満分子の存在
(4)慢性的で持続的な人材流出
(5)不均衡な経済発展
(6)急激で重度な経済の衰退
(7)国家の犯罪化・非合法化
(8)慢性的な公共サービスの悪化
(9)人権侵害等の存在
(10)国家内国家としての保安機構
(11)利己的エリートの台頭
(12)外部からの政治的介入。

この12の指標はコントロールに失敗すると、どれもが国家の運営を危うくする。あるいは無策でいればいるほど、国家を立ち行かなくさせる要因になる。

これらを分析して問題を加算し、その総合結果が非常に悪い国家が「失敗国家」と呼ばれることになる。

2013年は以下の国が「もはや国家としての体をなしていない」と宣言された。以下は2013年の失敗国家ワースト10である。

(1位)ソマリア
(2位)コンゴ
(3位)スーダン
(4位)南スーダン
(5位)チャド
(6位)イエメン
(7位)アフガニスタン
(8位)ハイチ
(9位)中央アフリカ
(10位)ジンバブエ

世界でもっとも危険な国はソマリアだ


これを見ると、相変わらずソマリアが地球上で最も無法地帯である。実は1991年からずっとソマリアは失敗国家であり続けている。いまだに収束できていないのだ。(ソマリア。「地獄」とはあの世にあるのではない。ソマリアにある。

いや、実際にはこの国は1900年代からずっと戦火に見舞われていて、平和だったことがないというほどの政治混乱地帯だった。

国連が介入したのが1991年だったが、1993年にはアメリカもまた「ブラック・ホークダウン」で描かれた通り、混乱の中で撤退していかざるをえない状況に陥っていた。

2000年に入るともはや一族、宗派、軍閥、テロ組織、政府派とありとあらゆる組織が入り乱れての殺し合いに入り、今も大して状況は変わっていない。

そして、2011年には大干魃によって飢饉も引き起こされており、絶望的なまでに事態が悪化している。(ソマリアで起きている飢饉と世界経済の疲弊は根のところでつながっている

もっとも、ソマリアにもいいところは1つある。イスラムの戒律が強いせいで、エイズがアフリカでもっとも低い点である。

何しろ、不倫したら、土に埋められて石で打ち殺される。女性はブラジャーをつけただけでもムチ打ちなので、不倫や売春でエイズが蔓延する隙がない。(イスラムの石打ちの刑というのは実際どのようなものなのか

相変わらず、ひどい状況のアフリカ大陸


ちなみに、ソマリアの平均寿命は49.6歳である(世界銀行2008年国連調査)。アフガニスタン人は43.8歳だから、それよりは幸せなのかもしれないが、日本人の80歳から見るとかなり短命であることが分かる。

ちなみに、平均寿命の短い国の10位は以下の通りだ。

1. アフガニスタン(43.8歳)
2. ジンバブエ(44.1歳)
3. ザンビア(45.2歳)
4. レソト(45.3歳)
5. スワジランド(45.8歳)
6. アンゴラ(46.8歳)
7. 中央アフリカ(46.9歳)
8. シエラレオネ(47.4歳)
9. コンゴ(47.5歳)
10. ギニアビサウ(47.6歳)
15. ソマリア(49.6歳)

破綻国家が続出している国もアフリカ、長生きしない国のトップもほとんどアフリカにある。

失敗国家のリストを見ても、コンゴ、スーダンが上位3位がそれに続いていて、2013年にはアフリカで新しくできたばかりの国家である南スーダンも早速「失敗国家」の烙印を押されている。

「失敗国家」第2位のコンゴは、集団レイプが蔓延している。女性にとって地球最悪の大地が、このコンゴである。コンゴのレイプについては、以下で取り上げた。

戦略的に女性をレイプ。史上最悪の暴力国家コンゴ
コンゴのレイプ地獄から逃げて国境でも輪姦


アフリカ大陸は政治・経済・生活環境のすべての面で「人間が生きるに過酷な地」であることが分かる。

ちなみに、アフガニスタンの平均寿命が短いのは、タリバン政権の暴政、打ち続く戦乱、無政府状態が根底にあるが、それとは別に、世界最悪のヘロイン蔓延地帯であることも理由のひとつとしてある。(アフガンとヘロイン。カンダハルが裏社会の中心地になっていく

普通に暮らしたい人間は、決して、冗談でも、足を踏み入れてはならない国ではある。そんな国があることすら知らないくらいで長生きすることができる。

ちなみに2010年から、ハイチが突如として崩壊国家に浮上して上位をさまよっているが、これはもちろん大地震で国の行政もインフラもすべて崩壊してしまったのが大きい。

日本の大地震では目立った略奪は起きなかったが、ハイチは略奪が横行して無法国家に転がり落ちた。(略奪の都市となったハイチ。無法地帯に略奪者が闊歩する

崩壊国家 No.1 ソマリア






崩壊国家 No.2 コンゴ





崩壊国家 No.3 スーダン






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