2013-11-10

日本人が復活するのではない。日本企業が復活するのだ


(この記事はメルマガにて全文を読むことができます)

アベノミクスは別に国民生活を豊かにするために行われているものではない。企業を豊かにするために行われている。嘘だと思うのであれば、税金の動きがどうなっているのかを見れば一目瞭然だ。

・国民は、消費税で搾り取られる。
・企業は、法人減税で負担が軽減される。

消費税が上がるとなれば、当然のことだが商品は値上げする。便乗値上げも静かに起きている。商品が便乗値上げされるというのは、どういうことなのか分かるだろうか?

・国民は、負担が増す。
・企業は、利益が増す。

つまり、アベノミクスで企業は税金を優遇される可能性が非常に高く、さらに企業は消費税につけ込んで便乗値上げするので一時的な利益を増す可能性が高くなる。

企業は豊かになっても、社員の切り捨て、利益の内部留保の姿勢は変わらないので、利益が社員に還元されることは大きく期待はできない。


日本企業と日本人を一緒に考えるな


そう考えると、アベノミクスで仮に日本が復活するのであれば、一部の日本企業が復活するのであって、日本人が復活するのではないということが理解できるはずだ。

従来、日本は終身雇用の雇用スタイルを持っていたので、日本企業が儲かるというのは、すなわち社員も恩恵を受けるということでもあった。

しかし、小泉政権が推進した「新自由主義」が浸透するようになってから、日本企業も変わった。終身雇用を少しずつ捨てるようになって来たのだ。

派遣という「人材使い捨て」のスタイルに転換するようになっていき、正社員の枠を狭めたのは、そういった動きのひとつである。

つまり、2000年代以降は、日本企業が復活したり儲かったとしても、それがそのまま日本人に還元されていく流れは断ち切られているのである。

だから、アベノミクスで一部の日本企業が復活しても、日本人が復活するわけではない。

むしろ、国は消費税で国民からむしり取り、企業は値上げで国民からむしり取るのだから、日本人は、「二重にむしり取られる」という凄惨な事態になっていく。

電気料金も値上げされている。ガソリン代も上がっている。マクドナルドも値上げされている。小麦粉も、サラダ油も、ツナ缶も、パソコンも、輸入品も値上げされている。

別にこのようになることは「予想外」だったわけではない。そうなると最初から分かっていたことだ。分かっていたことが起きているのだから、これは予想外ではない。

では、2012年12月に安倍政権が復活した瞬間、あなたはどうしなければならなかったのか?




・・・

(この記事はメルマガにて全文を読むことができます)



この記事はメルマガにて発行され、メルマガにて全文を読むことができます。1週間に1度、日曜日にメルマガでの発行を行っております。

過去の配信は、こちらをご覧下さい。

鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編については、上記の画像をクリック、もしくは、こちらをご覧下さい。発行に至るまでの経緯等についてはこちらに書いております。


お願い

ダークネスの本文を他サイト(キュレーションメディア、まとめサイト、個人サイトすべて)へ転載する行為は、いかなる理由があっても固くお断りします。