2013-05-11

日本と中国が「互いに殺し合う」ように仕掛けている謀略国家


イギリスやアメリカを作り上げたアングロサクソンという人種はとてもプライドの高い、そして競争心・闘争心の高い人種である。

その傲慢なまでにナンバーワン主義のアングロサクソンが、十年以上も「これからアジアの時代」「これから中国の時代」「次はアジアが主流になる」と言い続けている。

そして、共産主義国家であるにも関わらず中国に莫大な投資をしている。

天安門事件もチベット虐殺も無視して、中国に近代化を急がせ、さらには軍事的成長すらも許容している。

中国を育てたのは、アメリカのアングロサクソン系だ。ふと振り返ったとき、何か違和感のようなものを感じないだろうか。

なんのために、アメリカはそこまで異文化・異人種・異宗教の中国を急いで育てているのか。

アングロサクソンが、中国人は信用できないと言いながらも成長させる意図はいったいどこにあるのだろうか。


アメリカは昔から謀略国家だった


アメリカが謀略の国であるのはよく知られている。

真珠湾攻撃では日本が攻撃するのを分かっていてわざと攻撃を受けて、戦争に突入して最終的には日本に侵攻した。

フィリピンではメイン号が爆破される自作自演工作をしてスペインと戦争に突入し、最終的にはフィリピンを奪い取った。

ベトナム戦争ではトンキン湾事件を自作自演して、ベトナムに介入するきっかけを作った。

9.11を中東に侵略するための自作自演だと国連で言ったのはイランのアフマディネジャド大統領だった。この9.11を機に、ブッシュ大統領はすぐに中東に軍を侵攻させ、長いテロ戦争に突入している。

「大量破壊兵器を持っている」という話も嘘だったにも関わらず、アメリカはそれを口実にイラクのフセインを追い詰めて殺害してしまった。

アメリカは数々の謀略をしかけては国益を追い求めており、中南米もアフリカも中東もヨーロッパもそれをよく知っている。

ベネズエラのチャベス大統領も、「中南米のすべての陰謀の裏にアメリカがいる」と叫んで、ずっとそれを訴え続けて死んでいった。

アメリカの前はイギリスがそのような謀略の国だった。ドイツ・ナチスがあまりにも強大だったとき、イギリスのチャーチル首相は、ドイツをロシアと戦わせてドイツが疲弊したところでアメリカを呼び込んでとどめを刺した。

アメリカもイギリスもアングロサクソンの国だ。アングロサクソンは謀略の民族なのである。

別に歴史の話をしようとしているわけではない。そういう事実があるのであれば、アメリカはこれからも「何かをする」ということだ。

アメリカは金融立国を目指したがリーマン・ショックで瓦解して、いまや財政危機の状態にある。

そこで自分が生き残るために、ユーロや中東に大混乱を起こして「有事のドル買い」や「リパトリエーション」を仕掛けている。

しかし、それでも間に合わなくなると、最終的には日本と中国が完全なる石器時代に戻るような大破壊をする可能性もある。なぜ、日本と中国なのか。

それは、アメリカの米国債を莫大に買ってアメリカの債権者となっているのがこの両国だからである。



アメリカそのものが限界に達した


アメリカの米国債は多くの国が買っているのは間違いない。その筆頭はもちろん日本と中国である。不自然なほど、この二ヶ国は突出している。

米国債を支えてくれているのがこの2つの国なのだから、このどちらか一方でもアメリカを裏切れば、もうアメリカは生きていけない。

どちらか一方が、「もう米国債は買わない」あるいは「米国債を売る」と言った瞬間に、オバマ大統領が何をしようが、FRBが何を言おうがアメリカは終わりだ。

だからアメリカは異様なまでに日本を恫喝し、中国にすり寄っている。そうするしかアメリカは生きていけないのである。

アメリカはどんな手を使っても、日本から反米派の政権・首相が出ないように全力を尽くす。絶対に何が何でも親中反米政権を作らせない。

反米政権になれば米国債を買い支える保証がない。むしろ、売りつけて来る可能性がある。アメリカはその瞬間に絶命だ。

借金で国を回しているので、金が借りられなかったり、金を返せと言われるのは致命的なのである。

ところが、リーマン・ショックで、莫大なレバレッジをかけていた銀行・証券・保険会社が揃ってつぶれそうになり、それを助けた政府はさらに債務を積み上げることになった。

アメリカは累積債務の上限引き上げに紛糾して危うくデフォルトしそうになったし、米国債も格下げされて信用を失った。

本来ならば、中国・日本にはさらに買い支えさせるべき状況である。

しかし、不信を抱いた中国はむしろ慎重に米国債を外そうとしているし、日本も莫大な累積債務を抱えている。

次の金融危機が爆発的なエネルギーを伴って始まったとき、もうアメリカには打つ手がない。金がない国に打つ手などあるはずがない。



アメリカの採るべき道は3つある


そんな状態の中で、アメリカはこれまでの日本・中国の借金をどう片づけようとしているのだろうか。

借金というのは、時間がかかってもきちんと返していくのが正道だ。しかし、それができないのであれば、借金を帳消しにするしかない。

方法は3つほどある。

(1)返せないと宣言(自己破産)する。
(2)返す相手を抹殺する。
(3)借りた金を無価値にする。

借金で首が回らなくなった人間が取る行動にモラルなどない。つまり、アメリカが何をやっても、何が起きても、おかしくない。

(1)の方法はデフォルト宣言のことを想定している。「返せない」と匙を投げれば、すなわちそれはデフォルト(債務不履行)となる。

どのみち返せないのだから、遅かれ早かれ、債務不履行になる可能性はある。これはアメリカの自殺である。

(2)の「返す相手を抹殺する」というのは、借金をしている相手がいなくなれば返す必要がない、という発想から行われるものだ。

アメリカにとって、借金している相手国が国ごと消えてしまうのは非常に望ましいことだ。

たとえば日本と中国が消えてしまったら、返す相手がいないわけだから、アメリカの累積債務は手品のように消えてなくなってしまうことになる。

(3)の莫大な借金を「無価値にする」という方法もある。それはインフレを一気に加速させることだ。借金の額はインフレ率に連動しているわけではない。だから、仮に百倍のインフレになると借金は100分の1になる。

ただし、アメリカ一国でインフレになったら、アメリカのみがジンバブエ化することになるから、世界中でインフレが起きることがアメリカにとって望ましい。

ドルの守護神FRBは、アメリカ「だけ」を救うために動く。

返す相手を崩壊に導く


もう一度、3つの選択肢を見てみたい。

(1)返せないと宣言(自己破産)する。
(2)返す相手を抹殺する。
(3)借りた金を無価値にする。

このうちの(1)と(3)はとてもアメリカにとっては屈辱だ。アメリカが自分の都合で世界を崩壊させたと歴史に残る。

それならば、アメリカにとっては(2)が一番都合がいいことに気がつかないだろうか。

(2)返す相手を抹殺する。

もし、あなたが誰かから金を借りているとする。金を借りている相手が突如として世の中からいなくなってくれればどうだろうか。好都合だと思うに違いない。返さなくてもいい。

つまり、日本や中国がいなくなってくれたほうがアメリカにとっては都合がいい。

日本と中国が「同時にいなくなってくれれば」もっと幸せなことだ。これで一気に債務問題が片付くのである。

しかし、日本と中国が同時にいなくなるということはあり得るのだろうか。

アメリカの都合よく、日本と中国が同時に歴史の藻屑(もくず)と消え去ることなど、普通に考えればありえない。

しかし、こういうケースはあり得るのではないか。中国と日本が戦争状態に入る。双方が最後に共倒れする。

そうすれば、アメリカは累積債務を返す必要はない。

両方とも絶滅したところで、どちらもアジア人であり人種的にも関係ない。宗教も異質であり、言語も違う。

アメリカにとってアジアなどしょせん「極東(far east)」である。もっとも遠く、もっとも文化的にも関係ない場所だ。そこで、双方が石器時代に戻るまで戦い合っても、それは望むところだろう。

むしろ売りつけた米国債もろとも両方の国が燃えあがることは、まさにアメリカの国益のためにもなる。

アメリカは昔から謀略の国である。もしかしたら、最初からそのつもりで中国を育て、米国債を買わせていたのかもしれないという憶測ですら成り立つ。

そもそも競争心の強く、ナンバーワン主義で、かつ潜在的に白人優位主義のアングロサクソン系が、「これからはアジアの時代」だと言うのが罠にしか思えない。

中国もそれが分かっているからかなり警戒しているが、どんどん取り込まれている印象だ。



非常に危険な時代に入った


そういえば、アメリカと中国の結びつきはとても奇妙なものである。アメリカはあらゆる場面で中国を許容している。ただ許容しているだけではなく、最大限に持ち上げてさえいる。

・アメリカは中国の共産主義を問題ないと許容した。
・アメリカは天安門事件も許容して投資をやめなかった。
・アメリカは中国に莫大な投資をして成長を許容した。
・アメリカは中国の軍事化を許容させた。
・アメリカはチベット問題を無視し中国を許容した。
・アメリカは中国が次の大国だと持ち上げ続けた。

その結果、中国は莫大な国内問題を抱えていながらも、信じられないほどの成長を見せて現在に至っている。

アメリカは共産主義が大嫌いだったはずだ。それなのに、なぜ天安門事件からチベット問題を無視してまで中国を大国に育て上げたのか。

自分たちが世界の支配者だと言っているアングロサクソンが、なぜ「中国の時代」「アジアの時代」だと言って、中国だけをここまで特別に扱っているのか。

アングロサクソンが謀略の民族であるならば、そもそも最初から「裏がある」のではないだろうか。それはこういうことではないのか。

・日本だけが米国債を支えるのが限界になった。
・だからもうひとつの国を育てることにした。
・それが中国だった。
・中国だったのは、中国が反日の国だったから。
・では、なぜ反日の国が重要だったのか。
・最後には双方を戦わせるため。
・なぜ双方を戦わせるのか。
・両方を自滅させて借金をチャラにするため。

アメリカが最初から債務を返すつもりがないのであれば、債権国を抹殺するしかない。

債権国同士が戦って死ねば非常に都合がいいので、そういった長期計画を実行している途中なのかもしれない。

だとすれば、最終的に中国と日本がお互いに戦い合って、最後はどちらも石器時代になってしまっていく。

アメリカは異教徒・異人種に対しては非常に冷淡だ。

アメリカ大陸に上陸したアメリカ人がまず行ったのは、ネイティブ・アメリカンの大虐殺だ。次に奴隷制度を利用してアフリカ人を使役させた。

そしてアジア人には原爆を落として威力を確かめた。ベトナムでも絨毯爆撃や枯葉剤を落とし、中東でもイスラム教徒を大虐殺している。

そんなアメリカが今、追い詰められている。

奇しくも、アメリカの債務国が日本と中国である。ということは、日本にとっても非常に危険な時代に入ったということになる。

話をシンプルにするために、枝葉末節を削ってアメリカと日中の「三角関係」だけを見てきたが、実は韓国にも台湾にも、細かいところでいろいろな仕掛けが見え隠れしていてとても興味深いものも多い。

現実はこのシナリオだけではないし、様々な仕掛けが何重にも折り重なっている。事実はもっと複雑だ。

政治家の動きや個々の重大事件の広がりでいくらでもシナリオは変わっていくから、結論まで一本の線のようにたどることはあり得ない。

しかし、歴史をあとで振り返るとそこに謀略が確かめられる。そして、ここが重大な点になるのだが、謀略の仕掛けられている国は必ず大きな「暴力」に巻き込まれていく。

アメリカが仕掛けてきたとき、果たして日本は生き残れるだろうか。私たちは、生き残れるだろうか。

中国軍は、やがて日本を破壊するためにやって来るのだろうか?


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