2013-01-27

「シンプル」なのに、次々と相手を落とす「3つのワナ」とは


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毎日のように起きる国際社会でのネゴシエートや外交戦略では、相手に自分たちの「理不尽」な要求を飲ませるために、洗練されたワナが随所に仕掛けられている。

裏を見抜けなければワナに落ちる仕掛けになっている。

アメリカ政府、中国政府、ロシア政府、あるいは軍隊、特殊部隊、警察、CIA等のスパイ組織、テロ集団、そしてアンダーグラウンドに棲息しているマフィア、暴力団、企業は、それぞれ自分たちの得意な戦術を持っていて、交渉や説得や外交の現場で縦横無尽にワナを仕掛けている。

なぜ相手にワナを仕掛けるのかというと、相手とは常に利害を争う関係になっており、相手の要求を退けながら自分の要求を押し付ける必要があるからだ。

もちろん、どんな世界でも自分の意見と他人の意見が衝突しているときに、一方的に自分の意見だけが通るということはありえない。


一方的に自分の要求を飲ませようとする手口


しかし、ネゴシエートの現場で、何とか一方的に自分の要求を飲ませようとするのか「外交」であり「交渉」なのである。

したがって、それ相応の「ワナ」をどう仕掛けて、相手に自分の要求を飲ませるのかという点が研究されるようになって、実戦で使われている。

その結果、必要最小限のコストで、相手から最大限の譲歩を引き出すことができるようになっている。

このワナというのは、実はビジネスの現場やアンダーグラウンドの世界で実践的に使われているものが社会学者、心理学者、戦術家によって研究されている。

そして、それぞれの専門家が実際に交渉の現場の裏側で、交渉の際にいかにワナにはめるのかを計画立案しているのである。

アメリカで言えば、ヘンリー・キッシンジャー、ズビグネフ・ブレジンスキー、あるいは第22代国防長官だったロバート・マイケル・ゲーツは、まさにこの「ワナ」を計画立案する専門家でもあった。

国家的な策謀というのは入り組んだ世界であり、表だけを見ているだけでは検証もできず、そういった策謀があったとしても、闇から闇に消されるだけで記録として残らない。

まして、「手口」が明かされるというのは、手品のトリックが明かされるのと同様だから、多くの歴史家がずっと後になって機密文書を発掘して「あのときの真実はこうだったのか」と分かる。

こんなにシンプルであっても効く


たとえば、アメリカは戦争に介入するときは、必ず

(1)最初に不意打ちで、わざと巨大な被害を受ける。
(2)これから正義の戦争をすることを宣言する。
(3)戦争を開始する。

という手順を踏むのは有名だ。第二次世界大戦に参戦する時も、ベトナム戦争に参戦するときも、イラク戦争に参戦するときもすべて、この手順が使われた。

▼ 第二次世界大戦
(1)わざと日本軍の真珠湾攻撃を受ける。
(2)これから正義の戦争をすることを宣言する。
(3)第二次世界大戦に突き進む。

▼ ベトナム戦争
(1)わざとトンキン湾で襲撃事件を受ける。
(2)これから正義の戦争をすることを宣言する。
(3)ベトナム戦争に突き進む。

▼ イラク戦争
(1)わざと9.11の同時多発テロを受ける。
(2)これから正義の戦争をすることを宣言する。
(3)アフガン・イラク戦争に突き進む。

つまり、アメリカは戦争したくなったら、最初に相手に攻めさせて「わざと」被害を受け、戦争に突き進んでいくというのがパターン化されている。

「わざと攻撃させる」というのが、アメリカの仕掛けているワナなのである。シンプルだ。しかし、こんなにシンプルであっても効く。事実、それで時代が変わっている。

交渉の現場ではこれほど劇的ではないが、3つのワナ(3つの手口)が使われていることはよく知られている。

種を明かせば、やはり非常にシンプルなものだ。ところが、当事者はそれに気がつかないし、仕掛けられたら心理的にハマってしまうのである。

この突拍子もないほど「シンプル」なのに、次々と相手を落とす「3つのワナ」とはどんなワナだったのか。


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