2012-06-23

FXで絶対に勝つ方法は2つしかないが、恐らくあなたには無理だ


FX(外国為替証拠金取引)は基本的に丁か半を賭ける博打(ばくち)だと理解すればいい。

ギャンブラーはトレーダーと言われ、賭けはトレードと言われ、借金はレバレッジと言い換えられるので、何か高度なことをやっているように思われるのだが、別に高度でも何でもない。

要するに、上がるか下がるかを賭けるギャンブルである。東南アジアでは道ばたで男たちがビンの蓋で賭けをしているが、あれと同じだ。「丁か半か」を賭けているだけだ。

このバクチで儲かる方法はあるのだろうか。

もちろん、ある。

確実なものが「2つ」ある。ただし、その方法はあなたがどんなに努力しても絶対にできない裏技だからあきらめたほうがいい。


確率でバクチには勝てない


FXのみならず、バクチに勝つには「運」が左右する。イカサマでなければという前提は付くが、バクチは確率では勝てない。なぜなら、確率は次の結果を保証するわけではないからだ。

たとえば、コインの裏表を賭けるバクチは勝てる確率は50%だ。しかし、確率でこのバクチの次の目を当てることはできない。

たとえば、最初に「表」が出たとして、次に賭けるときは「裏」で100%になるのかというと、ならない。コインには記憶がないので、100万回やったとしても、次も必ず50%の確率のままだ。

100万回の統計で表が50%、裏が50%だとしても、それは統計の結果であり、次の目を保証しないのである。だから、確率でバクチには勝てない。

FXの上がるか下がるかも、いくら類似チャートを持ってきても、過去と未来は同一ではないのだから、結果は保証されていない。だから、確率的には常に50%のままである。

短期であればあるほど、動きにノイズが絡むので結果が不明瞭になる。つまり、結果が読めないので、運に任せるしかない。運が良い人間だけが他人の金を「総取り」することができるのである。

あなたが人生にツイている人であれば、その運を自分で試してみればいい。

10万円を持っていれば、10倍×3回で1億円になる。あなたに運があれば、10万円を1億円にすることができる。

しかし、何億円も儲けられるほど運の良い人は、ギャンブラーの1%もいればいいほうではないかと言われている。ほどほどに勝っている人でも1割ほどだということだ。

大部分は普通の人なので、その多くが敗退


世の中が貧困に落ちていくと、ギャンブルで一発逆転を望む人が増えるので、その時代、その国に合ったギャンブルがいつの時代でも出てくる。

以前は、競馬がそうだった。金持ちは株の先物取引で熱くなっていた。現代では、さしずめそれがFX(外国為替証拠金取引)なのだろう。

戦場では兵士が自分だけは弾に当たらないと思って戦場に出向くが、ギャンブラーもそれと同じで、自分だけは損しないと思って賭場に出向く。

少数の本当に運の良い人間と、さらに極小の本当の実力あるギャンブラーは生き残る。

しかし、大部分は普通の人なので、その多くが敗退し、鉄火場には死体が累々と積み重なっていく。運がなかった人の死体の山だ。

では、FXで運ではなく実力で儲けることは可能なのだろうか。できるとギャンブラーは考える。しかし、運も実力のうちだから、結局は運にすべてが帰する。

本当に相場を読み切れる人間もいるかもしれないが、大抵はそこまで行く間に破産している。

では、運や実力ではなく、裏技で勝つ方法はあるのか。それなら、ある。裏技だから勝てる。

しかし、裏技だから、恐らくあなたには無理だ。しかし、もしできるのであれば、カタい儲けが手に入るだろう。

実話をモデルにした映画『ラスベガスをぶっつぶせ』
「運は存在しない。信じるのは数式だけ」という天才も稀にいる。

FXで絶対に勝つ方法は2つ


さっさと答えを言ってしまおう。どうすれば、FXギャンブラーでカタい儲けを手にするのか。たった2つだ。

(1)FX会社を作ってギャンブラーを集める。
(2)必勝法なるものをギャンブラーに売る。

本当に頭の切れる人間は、自分でFXなどしない。それはカモ(ギャンブラー)の仕事だ。

頭の切れる人間は、「胴元になる」か「頭の悪いギャンブラーから巻き上げるか」の2点に集中する。

(1)と(2)は、その方法である。会社組織がギャンブラーから金を巻き上げるときは、(1)を使う。個人がギャンブラーから金を巻き上げるときは、(2)を使う。

ちなみに、(2)の必勝法は適当にでっち上げれば良い。

ギャンブルで本当に必勝法があるのであれば、誰もそんなものを教えないし、必勝法を知っている本人がビル・ゲイツをもしのぐ金持ちになっている。

必勝法などない。しかし、必勝法があると煽って、「情報が欲しければ金を出せ」というのが頭の切れるビジネスマンのやり口だ。ギャンブラーよりもビジネスマンのほうが頭が良いのである。

情報商材、ニュース・レター、書籍、相場解説セミナー等、媒体はビジネスマンによって違うが、得体の知れない必勝法なるものを、さも重要な情報のように耳打ちして、ギャンブラーから金を踏んだくる手口は一致している。

普通の人は、こんな薄気味悪いビジネスに引っかかる人間がいるのかといぶかるが、それがいる。

ギャンブラーは欲に目がくらんでいるので、必勝法と聞くと大金を出してもそれが知りたいと思うようだ。

自分さえ儲かればいいという企業も多い


大々的にやっていて、一見まともに見えるのが(1)だ。胴元になってしまうのだ。

しかし、(1)もギャンブラーを集めて、とにかく煽って煽って煽りまくってギャンブラーをせき立てて手数料を稼ぐのだから、それほどマトモでもない。

彼らはギャンブラーが破産しようがどうなろうが、別に構わない。自己責任の世界だからである。死ぬまで彼らがギャンブルに高じて手数料を落としてくれれば、それでいい。

どれだけギャンブラーを煽れるかが(1)の仕事だ。手数料を稼ぐというのは、ギャンブルと比較すると地味な儲けだが、結果的にはそれはもっとも確実で固い。

だから、胴元ビジネス(1)が一番儲かるのである。

もっとも、胴元が乱立すると、胴元同士がギャンブラーの取り合いをするので、胴元の商売も厳しくなる。

胴元ビジネスで儲けるだけ儲けて場が荒れてきたら、さっさと撤退する企業が一番賢いということになるのだろう。

最後には生活破綻したギャンブラーを生み出すのだから、これは後味の悪いビジネスだ。

しかし、自分さえ儲かればいいという企業も多いのだから、そういう企業は良心の呵責もなく手を出して来るだろう。

だから、もしあなたがFX(外国為替証拠金取引)で生計を立てたいと思うのであれば、(1)か(2)のどちらかを目指すべきであり、カモになる側(ギャンブラー)を目指すべきではない。

そう思わないだろうか?

しょせん、ギャンブルとはその程度のものだ。こんなものに関わりたくないと思うくらいで正常なのかもしれない。


統計学的な確率は50%。
しかし、表の次が必ず裏というわけではない。

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