2012-06-10

衝動的な異常事件を引き起こす人間の15項目の特徴はこれだ


アメリカでもカナダでも日本でも、異様な事件が立て続けに起きている。残虐に死体を損壊したり、ホームレスの顔面を食べたり、ルームメイトの脳を食べたりするような事件だ。

あるいは、唐突に「人を殺そう」と思い立って、誰でもいいからと街に繰り出して目に入った人間を殺していくような事件も起きている。

本人たちは用意周到な計画があったのかもしれない。しかし、それはまったく無用な殺人であることからして、被害者にとっても社会にとっても、まさに唐突に起きる異様な事件である。


朝起きたら誰かを殺したくなった


昔から異常犯罪や衝動殺人は一定数見られてきたし、世界中のどこでもそういった事件は報告されている。加害者とは何ら接点のない人が、突然狙われて被害者になり、むごい殺され方をしていく。

それまで、加害者はあたかも「普通の人」のように社会に溶け込んで生きている。

その心理状態は明らかに異常であるにも関わらず、基本的な社会生活を送ることができているので、あからさまな異常者ではない。

まるで、正常と異常の狭間を行ったり来たりしている「ときどき正常者、ときどき異常者」の人間がいる。

これは「境界性人格障害」と言われることもある。

大量殺人でも、たとえばいじめられて「社会や学校に対して強い憎悪や憤怒を感じていた」というのはどちらかと言えば正常な人間に近い感情を持ち合わせている。

しかし、「朝起きたら誰かを殺したくなったので、誰でもいいから殺した」とか、「太陽が暑かったから、人を殺した」という理不尽な、その人間にしか理解できないような理由で人を殺す人間がいる。

それまでは普通の日常生活を送ってきたはずなのに、突然、タガが外れたかのように衝動的な殺人に走るのだ。

こういった人間は、一見「正常」に見えるし、精神分裂病とも、神経症とも違う。きちんと服を着て、教育もあって、時間も秩序も社会的な決まりごとは把握している。

しかし、心理状態は明らかに異常で、どこか正常と異常のはざまを揺れ動いている。社会生活を送れるが、問題も引き起こしながら生きている。

だから、「境界性人格障害」なのである。


大阪・心斎橋で通り魔…刺された男女2人死亡

10日午後1時頃、大阪市中央区東心斎橋の路上で人が刺されていると通行人から119番があった。

同市消防局の救急隊員が駆け付けたところ、40歳代ぐらいの男性と60歳代ぐらいの女性が倒れていた。2人とも病院に運ばれたが、男性は約1時間後、女性は約4時間後にそれぞれ死亡した。

大阪府警は、現場にいた自称、住所不定、無職礒飛京三容疑者(36)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて府警南署に捜査本部を設置した。礒飛容疑者は調べに対し、「誰でもいいから殺そうと思った」と供述。府警は通り魔事件とみて調べるとともに、被害者の身元の確認を急ぐ。

現場近くの飲食店のアルバイト女性(30)は「男が長い包丁で男性を何度も刺していた。異常な感じだった。付近には大勢が通行していたが、一斉に逃げ出した」と話した。





150万人の人が普通に暮らしている


精神科に訪れる人たちの10%は人格障害を発症していると統計では言われている。そのうち、「境界性人格障害」は半数も見られるということだ。

日本では150万人の患者がいて、これは総人口に対して約2%の割合になっている。

どういうことかというと、150万人の人が精神的な異常を抱えながらも、日常生活はきちんと行われているので、普通に暮らしているということになる。

普通に、というのは本当に普通のサラリーマンだったり、公務員だったり、学者だったり、工場作業者だったりする。行動も知的レベルも問題がないのだから、心に何かを抱えていても暮らしていけるのである。

しかし、極度に感情の起伏が激しかったり、突飛な行動をしたり、信じがたいまでに利己主義だったり、何かに執着したり無関心だったりして、対人関係に問題を抱えているケースが多い。

境界性人格障害は、アメリカでは総人口の15%という非常に高率になっている。原因は分からない。

複雑な家庭環境、虐待、過保護、放任がそうった人格障害を生み出す可能性があるとも言われているが、まだそれが確定されているわけでもない。先天的であると考えている学者もいる。

もっとも、コントロールが難しくなるからと言って、誰もが犯罪者になるわけではないし、そもそも境界性人格障害が犯罪予備軍というわけでもない。

また、衝動殺人の原因がすべて境界性人格障害でもないし、そういった研究例もない。境界性人格障害と犯罪はイコールではない。

しかし、境界性人格障害の人間は感情の起伏が激しいので、ある日、爆発的な感情にとらわれることが出てくる時もある。

そんなとき、突如として尋常でない過食に走ったり、無謀なギャンブルに狂ったり、リストカット(自傷)をしたり、公衆の面前で全裸になったりする。

あるいは、予想もしない理由で、まったく面識のない人をめった刺ししたりすることもある。

異常を関知するための15項目


危険な性格を持ち合わせた普通の人は、対人関係にトラブルを起こすことが大きい。だから、本来であれば注意深く見守る必要がある。

場合によっては、そういった人たちとは付き合わないように避けなければならない。なぜなら、問題を抱えた人といること自体が、自分のトラブルになってしまうからである。

いったいどんな人間が危険なのか? いくつか分かりやすい兆候・問題行動を上げてみたい。下記の極端なものを持ち合わせている人がいる。

(1)平気で嘘をつく。
(2)問題はすべて人のせいにする。
(3)何でも他人に依存する。
(4)誰かを猛烈に心酔する。
(5)誰かを猛烈に罵倒中傷する。
(6)突如として態度を豹変する。
(7)傲慢になり、自己否定的にもなる。
(8)激しい思い込みをする。
(9)激しい決めつけをする。
(10)気分・感情がころころ変わる。
(11)ギャンブル、麻薬、セックスに溺れる。
(12)非常に子供っぽい面がある。
(13)盗癖がある。
(14)危険で極端な行動に走ることがある。
(15)突如として、癇癪を爆発させる。

もちろん、人間は生きていて感情を持ち合わせているから、誰でも気分は変わるし、体調が良いときは自信があって、体調が悪いときは自己否定することもある。

怒りたいときも泣きたいときもある。むちゃしたいときもある。

しかし、おおよそはコントロールできていて、その心の安定が一定であることが、しっかりした社会適合に結びつく。

しかし、感情の振幅が激しく、心に余裕がなく、あまりに利己的であると、やがてはそれが周囲とのトラブルになり、最後には危険な事態を引き起こす可能性が高い。

まわりを見回して欲しい。あなたのまわりにそのような人はいないだろうか。そして、静かなところで、今度はそっと自分の心をのぞき込んで欲しい。


大阪・天王寺駅バット振り回し男〝身柄確保の瞬間〟 負傷の女児ら2人は命に別条なし

2日午後5時半ごろ、大阪市天王寺区悲田院町のJR天王寺駅の近くで、「男バットを振り回している」と駅員から119番があった。大阪府警天王寺署によると、同市平野区の女性(22)と同市天王寺区の女児(6)が頭などを殴られて病院に搬送された。女児は頭蓋骨骨折の重傷、女性は全治2週間のけが。男は同駅に併設された商業施設「天王寺ミオ」の1階通路付近で通行人らに取り押さえられ、駆けつけた同署員が傷害容疑で現行犯逮捕した。



昔から異常犯罪や衝動殺人は一定数見られてきたし、世界中のどこでもそういった事件は報告されている。加害者とは何ら接点のない人が、突然狙われて被害者になり、むごい殺され方をしていく。

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