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2011-08-30

人類が経験したことのない凶悪なカタストロフィが確実に来る理由


カタストロフィという言葉をご存知だろうか。巨大な破滅、巨大な終焉、悲劇的な破壊、想像を絶する崩壊。そういった意味を含んだ不吉な言葉である。

そのカタストロフィがやってくる。あるいは、それが人類が経験したことのない未曾有の崩壊になる確率が高まってきている。


環境に復讐されていく


その直接的な原因は「人口増加」だ。人口は今まで着実に増えてきており、現在はすでに68億人を超えて69億人に達しようとしている。

その人口が、2011年以降からぐっと加速していっていくのである。あり得ないスピードで、世界の人口は増え続ける。

2010年69億人。
2015年73億人。
2020年77億人。

2050年には90億人突破して100億人になる可能性がある。


これから加速していく世界の人口

もちろん、ジェノサイドやホロコーストがどこかで起きてこの右肩上がりの人口グラフもどこかで破綻する可能性もある。

しかし、幸運にもそのような悲劇が起きなかったとしたら、人口のほうは40年後、現在よりも80パーセント近い増加に見舞われる。

現在でも石油や貴金属を含む資源が枯渇する危機に見舞われていたり、環境破壊がどんどん起きていて「住みにくい世の中」になっている。

また、人口爆発で食料や真水が足りなくなってきたり、貧困層が拡大している。

そこに投資機会を見い出す人間も多く、たぶんその投資は報われるだろう。

しかし、最終的には人間の生きる環境は極端に劣悪になっていくので幸せになる前に環境に復讐されていくことになる。

経済的な側面で考えると、当然、石油は1バレル70ドルや80ドルで推移することはあり得ない。かなり高騰していくことになる。

食料も今のままの値段であるはずがないから、インフレも起きてくる。インフレはすべての国で必ず来るし、一度やってくるともう止まらない。





インフレが深刻化していく


アメリカは量的緩和を二度繰り返して世界にドルが溢れ、それがコモディティ価格を押し上げて新興国にインフレがやってきた。

2011年になると、そのインフレ・物価高に耐え切れなくなった北アフリカのチュニジアから民主化革命が連鎖していき、ついにはエジプトのムバラク政権が崩壊していった。

リビア革命、シリア革命になると、なぜかNATO軍が前面に出てきて民主化革命がまったく民主化運動になっておらず、単なる侵略戦争の様相を呈していた。

そして、今や中東はさらに混乱し、激しい暴力の中に放り込まれて秩序は完全崩壊している。

元はといえば、これらも物価高から来る不満からすべてが始まっていた。グローバル経済を組み入れた全世界がインフレに苦しみはじめているのである。

インフレの発生は、格差も発生させる。

資産インフレも同時に起きるのだから、土地・建物・株式を持っている者はそれを膨らませることができる。持っていないものは貯金が目減りしていく。

金利がゼロでインフレ率が5%になったら、毎年貯金が5%目減りしていくのだから、現金を抱えるしかない中途半端な階層(クラス)がまとめて貧困層に落ちる。

そして、そんな中で人類は人跡未踏の「人口増加」に見舞われるのである。いつも感心しているのだが、「人口」とはよくできた漢字だ。「ヒトの口」と書いて人口(じんこう)という。

人口が増えるということは、ヒトが増えて地球上の食料を食べて食べて食べまくるということである。



彼らひとりひとりに食事する権利がある

自然環境が回復不能なまでに破壊


現在、熱帯雨林が爆発的なスピードで消滅しているが、自然環境を支えてきたこれらの熱帯雨林が人口の増加によってさらに切り崩されていくことになる。

熱帯雨林というのは生えている樹木そのものが「資源」であり、伐採し尽くしたあとは「土地」として活用できる。

カリマンタンはアジア最大の熱帯雨林を抱えるが、そこをさまよっていたとき、集落にはずっと白い煙が漂っていた。ジャングルを焼き尽くし、その焼き跡にパームヤシを植えるためである。

パームヤシからパームオイルが採れて輸出品となって世界に売られていくが、その陰で熱帯雨林は現象し、自然環境が回復不能なまでに破壊されていく。

オーストラリアやアフリカで貴金属や鉱物を採掘する場所はどうなっているのか。

そこには草木一本生えない壮大な「穴」となって徹底的に掘り返されて資源が吸い取られていった。

生物の多様性は限りないゼロだ。

そして、環境破壊が広大な大地に対して行われると、そこに待っているのは「砂漠化」という地獄である。

木を伐採し、土を掘り起こし、穴を掘ったりアスファルトやコンクリートで固めて行く。大地を食い尽くしたあとには生き物が住めない土地になるのだから、砂漠が広がるしかない。



環境破壊が人口増加に伴って深刻化


どういうことかというと、人類が増えるにもかかわらず、人類を支える食料環境が悪化していくということである。

しかも、今この瞬間から人口増加が加速するわけだから、悪化も加速していく。

石油も掘削するのがどんどん難解になってきており、深海油田にも手を出しているが、現在メキシコ湾で起きているBPによるオイル・スピル事故は史上最悪の環境破壊になった。

2011年8月28日現在では、大連でペトロチャイナの石油施設が延焼して猛烈な環境破壊が起きている。

環境破壊が深刻な状況になり、今後の深海油田の開発には一定の歯止めがかかっていくだろう。

一定の歯止めとはつまり石油を掘らないということであり、石油価格はピークオイルに沿って上昇する。

人口が増えるというのはエネルギー問題も深刻化するということである。中国では安価なエネルギーとして内陸部では石炭を多用しているが、それが激しい煤煙を発生させている。

そこで原子力がクローズアップされており、中国だけでも数百基を一気に増やすことになる。

日本はすでにフクシマが深刻な環境破壊を引き起こしていて、いずれは関東圏は誰も住めない汚染地区になるはずだが、中国はそれを横目で見ながら原子力発電所を増やして行こうとしているのである。

正気の沙汰ではない。スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマと続き、これからも破滅的な事故が起きる懸念が早くも囁かれている。次も確実にある。

そして、ありとあらゆる環境破壊が、人口増加に伴って深刻化していく。

増えすぎたネズミが互いに殺し合って共食いを始めるように、人類もどこかで互いに殺し合う社会がきてもおかしくない。

2050年をひとつの区切りとして見た場合、これから待ち受けているのは、そういう未来である。

貧困問題は解決するどころか、さらなる深度と拡散に見舞われて、やがてそれが全人類を破滅させる凶悪なマグマになる。

このような社会を極限まで推し進めたグローバル社会など、継続していくことなどできはしないのだから、一緒に破綻するのも目に見えている。

これからやってくるのは人類が経験したことのない凶悪なカタストロフィである。

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